インディーゲーム「UNDERTALE(アンダーテイル)」の発売10周年を記念したオーケストラコンサート「UNDERTALE 10th Anniversary Concert」が新登場。

「UNDERTALE」10周年記念のフルオーケストラコンサート
UNDERTALE オリックス劇場|写真1
2015年に発売された「UNDERTALE」は、作曲家兼ゲーム開発者であるトビー・フォックスが、ゲーム全編をほぼ1人だけで開発したロールプレイングゲーム。インディーゲームながら、その独特の世界観とストーリー、個性的なキャラクターたち、そして一度聴いたら忘れられない音楽で、発売以来日本を含む世界中で支持を得ている作品だ。

シャネルバッグスーパーコピー 代引き特に作曲家でもあるトビー・フォックスが手掛けた音楽は絶大な人気を誇り、日本ではフィギュアスケーターの羽生結弦がサウンドトラックの1曲「MEGALOVANIA」を自身のアイスショー「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd “RE_PRAY” TOUR」で使用したことでも話題となった。

フルオーケストラが名曲の数々を演奏
本公演では、その音楽的魅力を最大限に引き出すフルオーケストラによる演奏とともに、「UNDERTALE」の世界を音楽で再構築。「MEGALOVANIA」や「Battle Against a True Hero」「フィナーレ」「SAVE the World」など、物語を彩る名曲の数々を存分に堪能できる。

開催概要
「UNDERTALE 10th Anniversary Concert」
公演スケジュール:
■大阪公演
開催日時:
・2025年9月13日(土) 17:00
・2025年9月14日(日) 13:00 / 17:00
・2025年9月15日(月・祝) 15:00
会場:オリックス劇場
住所:大阪府大阪市西区新町1-14-15
■東京公演
開催日時:2025年10月12日(日) 14:00 / 18:00
会場:文京シビックホール 大ホール
住所:東京都文京区春日1-16-21 文京シビックセンター内
■横浜公演
開催日時:2025年10月13日(月・祝) 14:00 / 18:00
会場:横浜みなとみらいホール
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-6

<チケット>
価格:
特典付きSS席 15,000円(ピクチャーチケット+公演パンフレット+非売品特典付き)
SS席 11,000円 / S席 10,000円 / A席 9,000円 / 学生チケット 4,000円
先行発売日:2025年6月20日(金) 12:00〜
■最速オフィシャル先行
受付期間:6月20日(金) 12:00〜7月6日(日) 23:59
チケット取扱:イープラス
■テレ朝チケット先行
受付期間:6月20日(金) 12:00〜6月29日(日) 23:59
チケット取扱:テレ朝チケット

【問い合わせ先】
公演事務局
TEL:0570-200-114(12:00~17:00 ※土日祝除く)

カシオ G-SHOCK フロッグマン30周年 GW-8230NT-4JR “赤蛙”が新登場。

1983年に誕生したG-SHOCKからプロツール用のMASTER OF Gシリーズが登場したのが10年後の1993年でした。本格仕様のダイバーズウォッチ・フロッグマンの誕生ですね。

ロレックススーパーコピー時計代引き 優良サイトそのフロッグマン30周年(G-SHOCK誕生40周年)記念モデルの第3弾が、この赤ガエルことGW-8230NT-4JRです。

オリジナルの赤蛙DW-8200NTが登場したのが2000年、GW-8230NT-4JRは復刻モデルとなります。

FEATURE1 赤を纏ったFROGMAN
特別モデルのデザインを復刻

2代目FROGMAN「DW-8200」をベースに、2000年に特別モデルとして登場した「DW-8200NT」を復刻。外装や文字板のパーツから、鮮やかなレッドカラーまで、現在の技術で忠実に再現しました。同時に、タフソーラーや高輝度なLEDバックライトを搭載するなど、機能も進化させています。

FEATURE2 バイオマスプラスチック

ベゼルとバンドに、バイオマスプラスチックを採用。原料に再生可能な有機資源を使うことで、環境負荷低減に貢献します。太陽光を動力に変えるタフソーラーも搭載。ダイバーズウオッチとして、自然との共生をカタチにしました。

FEATURE3 アニバーサリー仕様の
キャラクター刻印

裏蓋に刻まれたFROGMANおなじみの「潜水ガエル」も、DW-8200のデザインを踏襲。FROGMAN30周年を記念し「30th」の文字を加えてアレンジしました。LEDバックライト発光時にも液晶部に浮かび上がります。

※スクリューバックの構造上、裏蓋のロゴや文字は文字板の向きと正対しない可能性があります。

GW-8230NT-4JR スペック

FROGMAN30周年記念モデル
MASTER OF G – SEA
FROGMAN
GW-8230NT-4JR
NEW 2023年4月
¥77,000(税込)

基本情報
発売年月 2023年4月
価格 メーカー希望小売価格 ¥77,000(税込)
ケースサイズ(縦×横×厚さ) 52 × 50.3 × 18 mm
質量 84 g
ケース・ベゼル材質 チタン/樹脂(バイオマスプラスチック)
バンド 樹脂バンド(バイオマスプラスチック)
構造 耐衝撃構造(ショックレジスト)
防水性 ISO200m潜水用防水
使用電源・電池寿命 タフソーラー(ソーラー充電システム)

外装
ガラス 無機ガラス
裏蓋 スクリューバック
表面加工 ブラックIP(ケース部)
バンド装着可能サイズ 150~220mm

時計機能
ダイビング機能
ダイビング機能(潜水時間:計測単位1秒、計測範囲23時間59分59秒(24時間)、インターバルタイム:計測単位1分、計測範囲47時間59分(48時間)※48時間以降は表示しません。)
ログデータ(潜水開始日時、潜水時間、潜水時間グラフィック、LOGリコールNo.)を10本メモリー
ワールドタイム
ワールドタイム:世界48都市(31タイムゾーン、サマータイム設定機能付き)+UTC(協定世界時)の時刻表示、UTCダイレクト呼出機能
ムーンデータ
ムーンデータ(月齢・月の形表示)
タイドグラフ
タイドグラフ(潮回り:3段階表示)
ストップウオッチ
ストップウオッチ(1/100秒、24時間計、スプリット付き)
タイマー
タイマー(セット単位:1分、最大セット:24時間、1秒単位で計測)
アラーム/時報
時刻アラーム5本(1本のみスヌーズ機能付き)・時報
ライト LEDバックライト(フルオートライト、スーパーイルミネーター、残照機能、残照時間切替(1.5秒/3秒)付き)
ライトカラー LED:ホワイト
カレンダー フルオートカレンダー

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操作音ON/OFF切替機能
パワーセービング機能 パワーセービング機能(暗所では一定時間が経過すると表示を消して節電します)
バッテリー表示/警告 バッテリーインジケーター表示
駆動時間
フル充電時からソーラー発電無しの状態での駆動時間
機能使用の場合:約14ヵ月
パワーセービング状態の場合:約36ヵ月
精度 平均月差:±15秒
その他機能 12/24時間制表示切替

ロレックス 126710GRNR GMTマスターII “灰黒ベゼル” 40mm キャリバー3285が新登場。

いつも通りのスペックではありますので、単純に新カラーが追加しただけと言ったところなんですが、事前の噂で「赤黒(コーク)ベゼル」が出るんじゃないか?的な感じになっていたので「あれ?」となった方が多いかも知れません。

人気のロレックススーパーコピー代引き専門店また新色追加でしたが既存のカラーも生き残りました。何かを失って何かを得る、そんな感じにはなりませんでしたね。

ベゼル以外の配色は旧モデル116170LNと同じでしょうか。新たにジュビリーブレスレットが選べる点は異なりますが、ディスコンになった116710LNの後継機と言っても過言ではありません。やはりコーポレートカラーのグリーンカラーが差し色として効いています。格好良いな。

今更同一視する人もいませんがモノトーンブラックはサブマリーナー、グレーブラックの2トーンベゼルはGMTマスターIIと明確に差別化されました。

GRNRベゼルは昨年の金無垢とロレゾール(コンビネーション)に加え、スティールの126710GRNRでフルコレクションとなりましたね。コンビのジュビリーブレスレットはGRNRだけですし渋いし派手ではないですが悪くないカラーリング。

響く感情

オイスター パーペチュアル GMT マスター II の 24 時間針は、単なる代替タイムゾーン以上のものを表示します。それは着用者の心に共鳴する別の場所、つまり各旅行者に伴う感情を思い出させます。
ロレックスは、オイスター パーペチュアル GMT マスター II の 2 つの新しいオイスタースチール バージョンを発表します。どちらも、昨年導入された、グレーとブラックのセラミック製の 24 時間目盛付き 2 色のセラクロム ベゼル インサートを備えており、その目盛は、PVD (物理蒸着) によって適用されたプラチナ コーティングのおかげではっきりと見えます。最初の時計にはオイスター ブレスレットが取り付けられ、2 つ目の時計にはジュビリー ブレスレットが付いています。

ブラックラッカーの文字盤には緑色で「GMTマスター II」の文字が刻まれており、このモデルのデザインの大きな特徴である先端が三角形の24時間針の色を反映しています。

GMT マスター II は、時計製造技術の最前線にあるムーブメント、キャリバー 3285 によって駆動されており、時、分、秒だけでなく、日付と追加のタイムゾーンを 24 時間形式で表示できます。

すべてのロレックス ウォッチと同様、オイスター パーペチュアル GMT マスター II は、手首での優れたパフォーマンスを保証する最上級のクロノメーター認定を取得しています。

新しいバージョンの GMT マスター II では、双方向回転ベゼルに、グレーとブラックのセラミックの 2 色の 24 時間目盛りのセラクロム インサートが取り付けられています。成型された凹型の目盛りと数字は、PVD (物理蒸着) によってプラチナでコーティングされています。ベゼルのエッジにはローレット加工が施されており、グリップ力に優れており、容易に回転させることができます。

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キャリバー 3285 にはパーペチュアル ローターによる自動巻きシステムが搭載されています。香箱構造と脱進機の優れた効率のおかげで、このムーブメントのパワーリザーブは約 70 時間に延長されます。

126710GRNR ジュビリーブレスレット

新作モデル
GMTマスター Ⅱ
オイスター、40 mm、オイスタースチール
リファレンス 126710GRNR
¥ 1,569,700

シンプルで人気があるようです。

126710GRNR オイスターブレスレット

新作モデル
GMTマスター Ⅱ
オイスター、40 mm、オイスタースチール
リファレンス 126710GRNR
¥ 1,540,000

ペプシもCHNRも無くならず単純に追加されました。ここで安心と言うわけではありませんが来年まではこの面子でお送りしていくことになるんだと思います(稀に途中でリタイアするモデルもあります)。

コークベゼルはチューダーから出てましたので気になった方は是非。

まとめ

「【2025年新作】ロレックス 126710GRNR GMTマスターII “灰黒ベゼル” 40mm キャリバー3285」でした。

良いですね。

今年のスティールスポーツはこのGMTマスターII 126710GRNR だけみたい。

なんだか寂しいですね。

また生産終了を期待?した126710BLROの高騰はストップするのかな?違う理由で上がっていたかもしれませんので何とも言いきれませんが。

ロレックス 人気モデルの相場をチェック!オイパペ41 Ref.124300が新登場。

39mmから41mmに拡大されたオイスターパーペチュアル41も当初は7つのカラーが用意されていたのですが、2022年の新作発表のタイミングで地味な4色展開へと変更されたため、ディスコンとなったカラーは相場が急上昇しました。

ロレックススーパーコピー代引き優良サイトそして「パーペチュアル(自動巻機構)」の「特許」を取ったのが1933年でして、2023年の昨年はその90周年のお祝いの文字盤「セレブレーション文字盤」が追加されました。ターコイズブルーの文字盤には沢山の丸(球?)がカラフルに描かれ「バブル」なんて呼び名もあるようです。この文字盤も長くは生産しなさそうな気もしますね。

さて、前回は4月にチェックしましたので4ヶ月ぶりの定点観測。

現在は5カラーのオイスターパーペチュアル41mmが正規ラインナップ。

やはりセレブレーション文字盤は人気の様です。

振り返れば各メーカーのカラーダイヤルブームもオイスターパーペチュアルから巻き起こったと言っても過言ではありませんね。

本来エントリー機で枯渇するようなモデルではありませんが、カラフルポップな文字盤が世界的に大ヒットし、「オイパペマラソン」までスタートするほど人気モデルとなりました。

結果、文字盤のカラーによってかなりの格差が生じました。

こちらが生産終了で1番人気だったターコイズブルー(41mmは生産終了カラー)。2022年の2月には400万円にも達するほどに上昇していました。

オイパペがですよ・・・とんでもないですね。

こちらが前回4月のレギュラーカラーの新品未使用品最安掲載価格です。セレブレーションとグリーン以外は似たり寄ったり。

また、今年の1月に価格改定があり現在の国内定価は 918,500円となっております。エントリーモデルが90万円ですよ・・・

という事で、半分は記録用、半分は興味本位で現在の相場をチェックしてみましょう!

買えないエントリー機オイパペ41です。

どうぞ。

オイスターパーペチュアル41 124300 セレブレーション

まずは1番人気のセレブレーション(バブル)文字盤のオイスターパーペチュアル41mm 124300を見ていきましょう。

現在の国内定価は918,500円、文字盤によって定価やスペックの違いはありません。次の改定で100万円が見えてきましたね・・・

セレブレーション文字盤は生産終了カラーのターコイズブルーをベースに同じく無くなったコーラルレッド(オレンジ)やイエロー、それと現行カラーのグリーンに、元々41mmには不採用だったキャンディピンクのバブル(ドット)が描かれています。公式には90周年のお祝いとは言われてないみたいです。なので2024年も継続して販売されていますwww

価格ドットコムから並行新品国内未使用品最安掲載価格です。現在は285万円。

前回298万円でしたので、また少し下がった感じですね。

グラフを見ると、1度大きく下がった後はなだらかな感じ。

スタートダッシュが凄かったですが半値ほどまで下がってきていて、このくらいが安定した相場なのかも知れません。

コミット銀座さんにはオイパペ41の未使用品がたくさんありました。

セレブレーションも2024年07月印で280万円。

楽天市場は中古でも286万円以上。

トケマーには2023年11月印の中古が268万円で掲載されています。

124300 シルバー

続いて1番人気の無いと言うと失礼ですが、ビンテージ調なゴールドインデックスが温かい印象のシルバー文字盤。

手に取るとシルバーカラーの良さが伝わると思います。

価格スペックは同じ。

現在の最安掲載価格は約134万円。

4ヶ月前は131万円でしたので、あまり変わっていません。

セレブレーション文字盤の半額。

グラフを見るとじわりじわり上がっているんですね。

クォークさんには新品未使用品が136万円で掲載中。

コミット銀座さんでは未使用品が124万円ほどで販売されています。

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トケマーには2023年12月印の中古が115万円。おっ安いかな~なんてね、それでも定価と比較すると25万円ちかくプレミアム価格となっています。

楽天市場を覗くと125万円から。こちらは中古なので、コミット銀座さんの方が未使用品で条件が良いです。

124300 ブライトブラック

万人受けの良いブライトブラック文字盤です。シンプルなので一生使えますね。エクスプローラーIより文字盤が真面目なので冠婚葬祭もOK。

最高のエントリーモデルです。

ブライトブラックもシルバーに似た価格です。

前回もそうですが、ほぼ違いがありません。

ブライトブラックもなだらかに右肩上がり。取り敢えずみんな欲しいモデルなのでしょうか。

スペック的にはほぼ同じなので、あとはデザイン(顔)で選ぶ感じになっています。エクスプローラー40も安くなりました。

コミット銀座さんには未使用品が124万円。

楽天市場では中古が122万円から。

124300 ブライトブルー

ブライトブルーです。

シルバー、ブライトブラックと大差ありません。

クォークさんに新品未使用品が137万円で掲載中。

楽天市場には2022年8月印の中古が125万円。

124300 グリーン

リリース当初コーポレートカラーでグリーン文字盤は人気でしたが・・・

現在の価格ドットコム新品未使用品最安掲載価格は154万円。

前回は156万円でしたので、変わっていませんね。

シルバー・ブラック・ブルーと比較すると高いので人気があると言うことでしょう。

しばらく相場が動いていませんね・・・

札幌リップスさんには新品未使用品が160万円で掲載中。

トケマーには2022年1月印の中古が146万円。

楽天市場には2022年6月の中古が153万円から掲載中。

生産終了したイエローやコーラルレッドはなかなかのプレミアム価格で販売されています。

ビタミンカラーで元気になりますね。

しかし最強はターコイズブルー文字盤。中古が430万円から・・・

まとめ

いかがでしょうか?

「2024年8月 ロレックス 人気モデルの相場をチェック!オイパペ41 Ref.124300」でした。

エントリー機なのでベーシックカラーは安定していますね。

セレブレーション文字盤は以前ほどの人気はありませんが、それでも定価の2倍以上ですので、皆さん探されているんだと思います。

定価で買えるなら、オイスターパーペチュアルはオススメです。

デイト表示がないので忙しい朝でもサッと取って着けられますのでセカンドウォッチにピッタリ。

シンプルでタフ、スッキリしていてスーツにもデニムにも合いますね。

これだけプレミアム価格だと買いたいのに買えない状態が続きます。

またオイパペが店頭に並ぶ日はくるのかな?

全然エントリー機買えないので、エントリーできません(笑)。

それではまた!

パテック フィリップ アクアノート 5164Gの実機レビュー

ほとんどの人は、どれだけ手が届かないものであっても、いつかは手に入れようと心に決めている時計があるはずだ。私にとっての長年の憧れは、パテックのRef.5164であった。同僚のジェームズ・ステイシーと同じく、私も多機能なGMTが大好きで、アクアノートはその王者だと思っている。

Patek Philippe Aquanaut 5164G
Ref.5164Aのディスコンについて書いたとき、私はそれを“愛好家に人気”と呼んだ。パテックフィリップスーパーコピー 代引き4万ドル(日本円で約618万円)以上もして、パテックのVIP以外はほとんど手に入らなかった時計に対して少し言いすぎかもしれないが、つけているのを想像するだけで素晴らしく、幸運にも本当に所有することができればさらに素晴らしい時計であるのは確かだ。クールなデザイン、快適なストラップ、スポーティな仕様(防水性からスティールケースまで)、黒のカラーリングなど、すべてが“クワイエットラグジュアリー”が流行する以前からクワイエットラグジュアリーの最高峰だった。

アクアノート・トラベルタイムにはエレガントさがあり、それは新しいRef.5164Gでも変わらない。私は旅行に行くとき必ずと言っていいほどロレックスのGMTマスターIIを使っているが、ケースの左側にあるプッシャーを使用する触感の魅力は格別である。新しいタイムゾーンを設定するには“フライヤー”GMTを使うのが比較的簡単だが(リューズを緩めて適当な位置まで引き出し、時を進めるか戻す)、5164のプッシャーを使用する感覚に匹敵するものはない。上のプッシャーはクリックごとに時針を1時間進め、下のプッシャーは時を戻す。いずれにせよスケルトナイズさせた時針で目立たせないようにしつつ、ホームタイムを指し示し続ける。またふたつの開口部はホームタイムとローカルタイムゾーンの昼夜を追跡(青が夜、白が昼)し、6時位置のインダイヤルでは日付を表示するなど、これは左右対称の美しい時計である。

Patek Philippe Aquanaut 5164G
このタイプのデザインはパテックにおいて長い歴史があり、1960年代初頭のカラトラバ・トラベルタイム Ref.2597にまでさかのぼる。ジェームズ・ステイシーが2019年に執筆した5164RのHands-On記事で述べていたように、2597のムーブメントは、ワールドタイム機能の父と呼ばれるルイ・コティエ(Louis Cottier)の発想から生まれたものである。つまりRef.5164は、創造性という重要な系譜を受け継いでいると言える。しかし、アクアノート・トラベルタイムの大胆なデザインとスポーティさは、おそらくコティエが想像していたものをはるかに超えている。

Patek Philippe Aquanaut 5164G
Ref.5164Aはもう入手できないが、パテックがこのロングランリファレンスを貴金属製の新バージョンで継続することは、ある程度予想できた。ただ私はパテックが新しいアクアノート・トラベルタイムを発表して、それをSS製の新リファレンスで提供してくれることを望んでいた。もしそれが発表されていたら、今年のように閑散としたWatches & Wondersでは最大のリリースとなる可能性が高かった。ただ、いまのところSS製のスポーツモデルを避けるというブランドの決定に沿ったものではなかっただろう。

またアクアノート・トラベルタイムのRef.5164がローズゴールド製でカタログに残っているため、2世代の時計がカタログに同時に掲載されることは考えにくかった。新しく再導入されたホワイトゴールドバージョンは(RGと)同じCal.26-330 S C FUSムーブメントを採用しているため、主にケース素材と文字盤/ストラップの色が変更されただけである。しかし手首への装着感も変わってくる。

Patek Philippe Aquanaut 5164G
アクアノート・トラベルタイムは、市場で最もつけ心地のいいスポーツウォッチのひとつであり、素晴らしいカスタムカットのラバーストラップとデプロイヤントクラスプを備える。ケースの厚さは10.2mmとスリムで、2時から8時までの対角線幅は40.8mmである。また、ラグは手首を包み込むように下がっている。しかしゴールドにすると、時計の上部が重く感じられるようになる。これはブレスレットではなく、ストラップを採用した貴金属製スポーツウォッチの多くが抱える問題であり、重いケース素材がバランスを崩してしまうのだ。またパテックは防水性を5164Aの120mから30mに低下させるというより実用的な方法で、この時計のスポーティさを減らした。どちらの金無垢モデルにもシースルーバックが採用されていたが、残念なことに新しい防水性能はアクアノートを水中に持っていくことを少し躊躇させる仕様となった。

Patek Philippe Aquanaut 5164G
しかし、フィット感やバランスの問題は、新しい文字盤の色と同様に個人の好みである。ロレックスは顧客の好みに合わせて色の選択肢を提供する傾向があるが、パテックはそのような道を選んでいない。彼らは使用する素材に対する自信(顧客の需要を無視してでも)、強いデザインセンスを持っている。何年か静かなリリースが続いたあと、パテックは“カーキ”のアクアノート・トラベルタイムを、WGやもっと大胆なプラチナ製でリリースして、“話題の波”を生み出したかったのではないかと想像していた。しかしパテックが引き続き需要を抑えようとしていることには、おそらく何か意味があるのだろう。5164Aの価格は、小売価格までとはいかないが徐々に下がってきている。

代わりにオパラインブルーグレーの文字盤、アクアノート・エンボス・パターン、WG製ケース、そして998万円(税込)の値札がついたモデルを得た。写真で見た限りでは、ダイヤルがライトブルーすぎて、私のような控えめなものが好きな人には装着できないのではないかと心配だった。長年夢見てきたクラシックな5164Aではないが、実物はより暗く見え、光の加減で変化していた。ということは、幸運にも手に入れることができれば、普段使いとしても活躍できそうだ。

Patek Philippe Aquanaut 5164G
夢のアクアノート・トラベルタイムを手に入れるまでにはもう少しかかりそうだ。これは私が望んでいた時計ではないが、現在手に入るのはこのモデルだ。間違いなく5164Gは、現在13年続いているリファレンスモデル(カタログで最も長命のリファレンスだと思う)として、しばらくは残るだろう。パテックが1年後に新モデルを発表するためだけに、まったく新たなモデルを投入するとは考えにくい。そのあいだ、多くの人々が新しい5164Gを楽しむことになるだろう。ジェームズの言葉を借りれば、これは私が選ぶ最もクールな現代のパテック フィリップである。SS製アクアノート・トラベルタイムの夢を引き続き持っているが、いま必要なのはこの時計である。パテックが私にとっての聖杯を復活させてくれる日のために、もう少しお金を貯めておこう。