グランドセイコー スプリングドライブ キャリバー9R 20周年記念限定モデル

スプリングドライブ キャリバー9Rの周年を祝うべく、グランドセイコーは2種類の赤文字盤モデルをリリースした。

昨日、グランドセイコーはスプリングドライブ キャリバー9Rの20周年を記念したふたつの限定モデルを新たに発表した。これはグランドセイコーがウォッチメイキングにおいて多大な貢献を果たした事実を称えるものであり、伝統的なゼンマイから機械的な力を得る一方で、電子および電磁部品を組み合わせることによってそれぞれ単体で使用するよりも大きな価値を生み出す“ハイブリッドムーブメント”というコンセプトを祝うものである。日差±1秒という驚異的な精度で知られるキャリバー9Rシリーズは、グランドセイコーの物語のなかで確固たる地位を確立。過去20年間以上にわたってグランドセイコーはこのコンセプトを進化させ、時刻表示のみの手巻きムーブメントから自動巻きクロノグラフGMTに至るまで数多くのバリエーションと、スプリングドライブの特徴を生かしたモデルを発表してきている。

Cal.9R31、手巻き式スプリングドライブムーブメント。

グランドセイコーのブランドに精通している人なら、ロレックス時計コピー Nランク 代金引換こうした限定モデルは往々にして文字盤が真の主役であることを知っているだろう。そして今回のリリースにおいても、まさにそのとおりになっている。

まずひとつ目のモデルであるSBGY035は、直径38.5mmで厚さが10.2mmだ。このモデルはほかのSBGYモデルにも見られるステンレススティール(SS)製のケースを採用しており、広く滑らかなケース形状は手首に密着し、ラグは比較的短い。グランドセイコーのデザインに通常見られるような鋭いエッジよりもより穏やかな傾斜を特徴としている。内部には手巻き式のCal.9R31を搭載しており、約72時間のパワーリザーブとスプリングドライブに期待される日差約±1秒の精度を誇る。

文字盤の外側に向かって暗くなるダークなグラデーションがいいアクセントになっている。

グランドセイコーが製造する文字盤の説明ではおなじみだが、SBGY035の際立った赤いカラーリングについてもブランドは詩的な表現を行っている。このモデルについては、「夜の静けさに包まれていた穂高連峰が朝日に照らされ、その輪郭がはっきりと浮かび上がり、美しい紅葉が現れる様子をグラデーションダイヤルで表現しました」とある。

ブランドの過去数年間のリリースを追っている人ならば、この文字盤のパターンが非常になじみ深いものであることに気がつくかもしれない。それはSBGA413“春分”(アメリカ限定モデル)や昨年発表されたRGモデルの傑作であるSBGY026“花筏(はないかだ)”と同じものであり、今回は美しい濃赤(こきあか)のフュメカラーが施されている。ビーズブラスト加工された“GS”ロゴやポリッシュ仕上げの秒針は、淡いローズアンバーゴールドで彩られた。この時計には赤茶色のクロコダイルストラップとデプロワイヤントバックルが組み合わされている。全世界で700本限定で、11月からグランドセイコーブティックと一部の小売店で販売が開始される予定だ。価格は116万6000円(税込)となっている。

この文字盤を見た瞬間、急にフルーツポンチが食べたくなった。

同タイミングでリリースされたもう1本のモデルが、自動巻きスプリングドライブを搭載したSBGA499だ。直径40.2mmで厚さは12.8mmと手巻きのSBGY035と比較して少しボリュームがある印象だが、ケースはより伝統的なフォーマットに則っているためより広い層への訴求が期待される。さて、この文字盤についてプレスリリースに書かれている詩的な表現を引用しよう。キャリバー9R 20周年記念モデルの2本目については、「鮮やかな赤色のダイヤルは、夜が明け、昇る太陽の光に照らされた穂高連峰がより一層輝く様子を表現」したとある。

自動巻きスプリングドライブムーブメントの特徴であるパワーリザーブインジケーターは7時から8時の位置に配置されており、本作では淡いRGの色合いでコントラストがつけられた。また、10気圧の防水性能がこの時計をより日常使いに適したものとしている。SBGA499の文字盤上でなめらかな動きを見せるCal.9R65は9Rファミリーで最初に作られたムーブメントであり、今回のリリースにはふさわしいムーブメントだといえよう。この時計は9月7日(土)から79万2000円(税込)で世界限定1300本で販売される。

SBGA499に搭載された自動巻きのCal.9R65。

我々の考え
グランドセイコーが限定モデルのために文字盤のカラーウェイを新たに提案するのは今回が初めてではないし、今回が最後というわけでもない。しかし実際にこれらを目にした際、その文字盤の美しさには驚かされた。私は普段、赤色を好まない。しかしとりわけSBGY035に関しては、中心に向かって明るくなる豊かな色合いのグラデーションとテクスチャーがこの時計に命を吹き込んでいるように見える。名作SBGA413“春分”が日本の繊細な桜の花を表現していたとすれば、この文字盤はまるで大きなチェリーパイの1片のようだ。ふたつ目の時計であるSBGA499では文字盤の色はさらに明るくなり、より強烈で電飾的な赤に感じられる。文字盤に施された鮮やかなサンバースト仕上げによって、よくも悪くも特に真昼間に目立つ時計であることは間違いない。私からすると少し赤が強すぎるため、もう少し暗めの色合いであればさらによくなると思うが、赤文字盤の愛好家からは異論が上がるかもしれない。

これらの時計が過去の多くのモデルのように地域限定ではなく世界中で発売されることを考えると、特にSBGY035においては非常に高い需要が予想される。SBGA499の数量がSBGY035のほぼ2倍であるのは価格帯によるものだと推測されるが、私からするとSBGY035のほうがはるかに魅力的な時計であり、特に限定版としてその価値が高いと感じる。欲をいえばSBGY035を限定1300本として欲しかったところだ。

基本情報
ブランド: グランドセイコー(Grand Seiko)
型番: SBGY035、SBGA499

直径: 38.5mm(SBGY035)/40.2mm(SBGA499)
厚さ: 10.2mm(SBGY035)/12.8mm(SBGA499)
ケース素材: SS
文字盤色: レッド
インデックス: アプライド
夜光: なし
防水性能: 3気圧(SBGY035)/10気圧(SBGA499)
ストラップ/ブレスレット: 赤茶色のクロコダイルストラップ(SBGY035)/SS製ブレスレット(SBGA499)

ムーブメント情報
キャリバー: 9R31(SBGY035)/9R65(SBGA499)
機能: 時・分・秒表示、ケースバック側にパワーリザーブインジケーター(SBGY035)/時・分・秒表示、デイト表示、パワーリザーブインジケーター(SBGA499)
パワーリザーブ: 約72時間
巻き上げ方式: 手巻き(SBGY035)/自動巻き(SBGA499)
石数: 30
クロノメーター認定: なし、ただし精度は±1秒/日

side view of GS
価格 & 発売時期
価格: SBGY035は116万6000円/SBGA499は79万2000円(ともに税込)
発売時期: SBGA499は9月7日(土)/SBGY035は11月9日(土)
限定: SBGY035は世界限定700本/SBGA499は世界限定1300本

Apple Watch Series 10とUltra 2ブラックを実機レビュー

今年でApple Watchは10年を迎える。2014年にAppleは初代Apple Watchを発表しており、HODINKEEのワン・アンド・オンリー、ベン・クライマーが取材に訪れている。客観的に見てゴツいデザインが多いスマートウォッチのなかで、Apple WatchはAppleらしく、ほかとは一線を画す存在として当時も際立っていた。先日、AppleはApple Watch Series 10を発表。私たちは現地でそのお披露目イベントを取材した。

series 10 alu and titanium
スーパーコピー代引き 口コミ第1位先週の基調講演 “It’s Glowtime” 以来、私は新しいApple Watch Series 10とUltra 2の新色を数日間体験してみた。本記事の動画では新モデルの重要なポイントをいくつか紹介しているが、記事ではもう少し細かく掘り下げていく。

Apple Watch Series 10
 今年、AppleはSeries 10のケースデザインを一新したと発表した。丸みを帯びた長方形のシルエットはそのままに角がわずかに丸くなり、デジタル・クラウン(リューズ)が小型化、縦横比が変わった。

 これらのアップデートにより、Apple Watchは手首の上でより大きく感じられるようになった。もちろん、サイズが45mmから46mmに大きくなったのだからこれは当然のことだ。1mmの差は大した違いではないと思われるかもしれないが、新しいアスペクト比と相まってよりスクエア感が強くなったのは明らかだ。またSeries 10の厚さは9.7mmで、これまでのApple Watchのなかで最も薄い。ケースが薄くなったこともその視覚的効果を強調しているが、これは決して悪い意味ではない。私の手首に装着した感触では手首の上に置かれた小石のようではなく、実際の時計ケースに最も近い感覚になっていると思う。

series 10 wrist shot
ギヨシェ彫りへのオマージュ

 このアップデートによるもうひとつの大きな改善点は、Apple Watch史上最大のディスプレイだ。1度に多くのテキストが画面に収まるようになり、Apple Watchを手にしてから初めて私はこのディスプレイでメールを読めることに気がついた。Appleはまた新しい 広視野角OLEDディスプレイを搭載しており、斜めから見たときのディスプレイの明るさは私の古いSeries 7と比べても際立っている。実用面では、特にコーヒーカップなどを手にしたまま時計を直接顔に向けることができないシチュエーションで(膝を冷たいコーヒーで濡らさないよう)、通知を読みやすく感じた。このふたつのアップグレードは驚くようなものではないが、まさに正常進化と言えるだろう。

series 10 wrist shot
新しいリフレクション文字盤の “常時オン”モードでは、秒針が付くようになった。

 常時オンモードの更新は、1分に1回から1秒に1回になった。また、ギヨシェ彫り(伝統的な時計製造へのオマージュは続く)がモデルの“リフレクション”と題されたまったく新しい文字盤では、表示が常時オンモードになると秒針が動き続ける。これは小さなアップデートだが、Apple Watchの文字盤が技術的にはほとんどクォーツウォッチと同じことができるという一線をついに超えたことを示している。

alu series 10
case side alu
caseback alu
 エントリーモデルのアルミニウムは新しいジェットブラックの仕上げが目を引く。この仕上げはiPhone 7で1度登場したものの、それ以来今に至るまでまったく日の目を見てこなかった。エントリーモデルのアルミニウム製Apple Watchが全面ポリッシュ仕上げになったのは今回が初めてのことで、実際に手に取ると驚くほど美しい。ディスプレイと風防は完全にケースに溶け込んでいるがごとく、実にクールな錯覚を引き起こす。Appleはケースを徹底的に研磨し、アルミニウムを陽極酸化処理したのち、ケースに完全に浸透する黒い塗料を使用することでこの仕上げを実現している(PVDのような従来のコーティング手法ではない)。ケースは密閉され、Apple Watchでは見たことのないような深みのある漆黒が再現されており、旧型のDLCスティールモデルでさえもブラックのコーティングが施されたどの時計より滑らかな手触りを実現している。

 指紋は目立つが、コーティングされたブラック仕上げよりも拭き取りやすいと感じた。ジェットブラックのiPhone 7は光の加減で微細な傷が目立ちやすかったが、この時計が使い込まれていくなかでどのように変化するのかが気になるところだ。Appleがジェットブラック仕上げを復活させたということは、工程にいくつか改良を加えているに違いないと思う。さらに、ジェットブラックはiPhoneよりも腕時計に向いていると感じる。日常的な摩耗や損傷にさらされる頻度がiPhoneよりも少ないからだ。これはこれまでで1番気に入っているApple Watchの仕上げかもしれない。この仕上げのおかげで、最も低価格のApple Watch Series 10すらもより洗練された印象を受ける。

workout screen
caseback
ケースバックも本体と同じ素材になった。以前は心拍センサー周りはセラミック製だった。

case side
リューズを囲む象徴的な赤いリングは消えた。

 プレミアムモデルにおいて、Appleはケース素材をSSからグレード5のチタンに変更した。多くの時計メーカーが、グレード5のチタンについて加工も仕上げも(ましてや完全に磨き上げるのは)はるかに厄介な素材だと宣伝していることを考えると、これはかなり大変なことだ。確かに税込10万9800円という価格帯でこれを実現するには、スイスのケースメーカーをはるかに凌ぐ生産量を誇るAppleの量産能力が大いに貢献していることだろう。チタン製のSeries 10ではナチュラル、ゴールド、スレートの3色が展開され、いずれもPVDコーティングが施されている。実際に使用してみているが、この記事を執筆している私の手首に巻かれたナチュラルカラーの仕上げが気に入っている。旧型のノンコートのポリッシュ仕上げのSSよりも少し色が濃く、より繊細でエレガントな質感が加わっていると思う。SS製に比べて20%軽量化されたことは注目に値するが、それでもアルミニウム製よりしっかりとした重みを感じる。

mesh bracelet
業界で最もソフトなメッシュを採用して早10年を数える(しかもSS製)。

 さて、リリース後に多くの関心が寄せられたブレスレットについて少し説明しておこう。Appleはミラネーゼループとリンクブレスレットの両方に3つの新色を用意しているが、素材はSSのままだ。SS製ブレスレットはチタンカラーに合わせてPVDコーティングが施されているが、完璧な一体感に定評があるブランドとしては不自然だ。スイスの時計メーカーがチタン製ケースにSS製ブレスレットを組み合わせるというのは、確かに考えにくい。

 ミラネーゼループを実際に身につけて考えてみると、いくつかの理由が思い浮かぶ。まずは機械加工。もし両方のブレスレットを試す機会を得たなら、おそらくメッシュが現代の時計のなかで最もソフトで繊細なブレスレットであること、そしてリンクブレスレットには賞賛に値するほどのエンジニアリングが投入されていることに同意するだろう(工具を使わずにリンクの調節ができるなど、非常に時代を先取りしていた)。このふたつをチタンで実現するのは、価格を少しでもリーズナブルに保つ前提のうえではとても困難だと思われる。加えてチタンはSSとは異なり非磁性体である。つまりAppleはメッシュの無段階調節可能なマグネットクラスプを廃止しなければならない。そうなると、幅広い手首に対応するエレガントな代替策を講じるのは難しいだろう。

The new water depth sensor on the Series 10 is suitable for snorkeling.
Series 10に搭載された新しい水深センサーはシュノーケリングに適している。

 WatchOS 11のソフトウェア機能が続々と追加された一方で、Series 10にはより高速な急速充電や水深・水温センサーなど、ハードウェア面でもいくつかの改良が加えられた。ヘルスケア分野で今年追加された最大の機能のひとつは睡眠時無呼吸症候群の検出だが、これは一部の旧モデルでも利用できる。睡眠時無呼吸症候群の検出には30日分の呼吸障害データ(内蔵の加速度センサーを使って呼吸パターンの中断を検出する新しい指標が組み込まれている)が必要だが、私はすでにiPhoneのヘルスアプリで呼吸障害データがポップアップ表示されるのを確認できている。

H Radio Apple Watch
 私がSeries 10を装着して毎日便利だと感じているのは、時計のスピーカーから直接オーディオを再生できる新機能だ。一見大したことではないように思えるが、料理をしていたり洗濯物をたたんでいたりするときに、携帯電話を置いたままPodcastを流せるのが気に入った。Apple Watchの使い道を日々広げ続けてくれる便利な追加機能だ。

Ultra 2に新色ブラックが登場
Ultra 2
DLCコーティングを施したブラックのApple Watch Ultra 2。

ultra 2 side
ultra 2 crown side
 この1週間で私が扱うことができた最後の時計は、“新”Ultra 2だ。今年のUltra 2に内部アップデートはなく、DLCコーティングによる新しいブラックモデルが追加されたのみである。DLCとPVDの違いについて復習が必要な方は、このふたつの用語について私が詳しく解説した記事をぜひお読みいただきたい。この新しい仕上げは実際に手に取ると非常にマットなダークグレーに見え、その下にあるチタンの質感が感じられる。

 Appleは今年、Ultra 2用にチタン製のミラネーゼメッシュブレスレットも発表しており、より堅牢なデザインで、ダブルプッシュ式のパラシュート式クラスプを特徴としている。このブレスレットもよりデリケートなSS製のブレスレットと同様に非常に精巧に作られており、堅牢でありながら手首に装着した際の感触は非常にスムーズだ。DLCはAppleにとって珍しいものではないので、Ultraからこの色がまだ展開されていなかったことはかなり驚きだ。しかし(内面的な)改善がないにもかかわらずこのアップデートは非常に素晴らしく、おそらくUltra 2の購入を迷っていた多くの人々を引きつけるだろう。Ultra 2を数日間使用したが、実はこれが初めてUltraを装着した体験だった。49mm径のケースは私の小さな手首には絶対につけられないと思っていたが、考えが変わった。確かにケースは大きいが、旅行中でも街中でも快適につけられ、今では本気でコレクションに加えることを検討している。

まとめ
 今年はApple Watchの10周年を記念して大幅に異なるフォルムの新作が発表されると多くの人が期待していたが、実際はそうならなかった。代わりに私たちは、より派生的なモデルの登場を目撃したことになる。誤解を恐れずに言うなら、これらの変更はウォッチを前世代とは明らかに異なるものにしたが、これらは市場の成熟を象徴するものだと感じる。数年前、Apple Watchは世界的ベストセラーとなった。それから10年経った今では、Apple Watchは時計なのかという根本的な疑問が浮かんでくる。

jet black wristshot
 私たちが10年間Apple Watchを取材してきた経験に基づけば結論を急ぐことができると思うが、私に言わせればその問いに対する答えは明確にイエスだ。時計愛好家のサイトで目にする批判の多くは、Apple Watchを無機質なデジタルデバイスだと評している。しかし2014年当時、Apple Watchは機械式時計の歴史にインスピレーションを受けながら、21世紀向けに再構築された最初のスマートウォッチだった。

 ミニッツリピーターのチャイムにインスパイアされた通知音やサファイアクリスタル風防、そして“デジタル・クラウン”など、Apple Watchは常に機械式時計に敬意を表してきたように思う。今年のギヨシェ模様にインスパイアされた新しい“リフレクション”文字盤や、1秒に1回更新される常時オンディスプレイなど、Appleは単なる技術革新だけでなく現実のウォッチメイキングに基づく美的・機能的な判断を取り入れている。

jet black
 私はApple Watchを、フィリップ・デュフォーのシンプリシティのような職人技の結晶として称賛すべきだとは思わない。しかし80年代のセイコーのテレビウォッチに夢中になれるなら、なぜApple Watchに対して同じように夢中になれないのだろうか。毎年議論される基本的な定義に立ち返ると、Apple Watchは確かに時計だと言えるだろう。Appleも同じように考えているようだ。今年の基調講演でApple COOのジェフ・ウィリアムズ(Jeff Williams)がSeries 10について「これはまさにウォッチメイキングのマイルストーンだ」と語ったのが印象的だった。テクノロジーやエンジニアリングのマイルストーンではなく、ウォッチメイキングのマイルストーンだと明言したのだ。これは彼らがApple Watchを時計の文脈でどのように捉えているかを明確に示していると思う。

 同時にApple Watchは、多くの人々、特に若い世代が再び手首に何かをつけるきっかけとして素晴らしい成果を上げたというのが私(そしてその他多くの人々)の長年の持論である。ベン・クライマーが最初のApple Watchを報道して以来、HODINKEEの記事を通じて多くの人々がApple Watchを知り、そして機械式時計製造の素晴らしい世界に引き込まれてきたのを見てきた。これはゼロサムゲームではなく、両者が共存できるものだと私は信じている。

ウォッチオークション:エディターのお気に入りの時計を紹介

このオークションは、日本の時計収集を特集する初めてのセールで、日本独自の美意識と収集文化を反映したコレクションが集結。出品されるのは、特に日本市場向けに製造・販売された貴重なモデルをはじめ、完璧に近い状態で保管されてきた日本人コレクターの逸品、さらに、日本を代表する独立系ブランドが特別に手掛けたユニークピースなど、多彩なラインナップです。先日、東京で開催されたオークションプレビューでは、いち早く出品されるロットが披露され、その後全115ロットの詳細がオンラインでも公開されました。ここでは、HODINKEE Japanメンバーが個々に選んだ注目の1本をピックアップしてご紹介します。

ロット78: ロレックス時計コピー代金引換優良サイト プレデイトナ Ref.6238 − 和田 将治

今回の日本をテーマとしたオークションのなかで、特に個人的に興味を引かれた時計のひとつが、14Kイエローゴールド製のロレックス プレデイトナ Ref.6238です。この時計には、時計収集の醍醐味を再認識させてくれる、独自の魅力が詰まっています。

このプレデイトナは1967年頃のもので、14Kイエローゴールド仕様からもわかるようにアメリカ市場向けに作られたモデルです。しかし、最大の特徴はケース(ベゼル、ケースサイド、ケースバック)とブレスレット(エンドリンク、バックル)全体に施された精巧なエングレービングです。虎と女性をモチーフにした装飾がケースバックとバックルに繊細ながらはっきりと確認できます。

また、この時計は1991年に発行された日本の時計雑誌『世界の腕時計 No.8』にも掲載されています。当時のオーナーである日本人コレクター・山中氏が、ニューヨークで開催されたナイフショーで偶然この時計を発見し、アメリカのロレックス代理店から長時間の交渉の末に手に入れたと伝えられています。このエングレービングは、ナイフの彫金で著名なイタリア人彫刻家マルチェロ・ペディーニ氏によるもので、その繊細で美しい彫刻が時計全体に施されています。

現代の時計収集における価値基準の多くは「いかにオリジナルのコンディションが保たれているか」にあります。この時計はエングレービングが加えられているにもかかわらず、全てオリジナルパーツで、素晴らしいコンディションを保っています。注目すべきは、前回のオークションでの販売価格です。この時計がオークションに登場したのは2007年のクリスティーズ「Important Watches」セールで、78万7500香港ドル(当時のレートで約1150万円)で落札されました。驚くべきことに、同オークションで出品されていた他のデイトナモデルよりも、このエングレービングが施されたプレデイトナが最も高い価格で落札されていたのです。参考までに、ポール・ニューマン デイトナ Ref.6239は63万1500香港ドル、金無垢のRef.6263は54万7500香港ドル、スティール製のRef.6263は42万7500香港ドルで落札されています。驚くべき金額で新たな日本人のオーナーへと渡り、今回このTOKIウォッチオークションに登場したというわけです。

時計の価値が「オリジナルであること」に大きく偏っている現代の収集基準において、このプレデイトナは、時計収集という趣味が本来いかに自由で、個人の感性に委ねられているかを思い出させてくれる存在です。エングレービングが施されたこの一本は、当時のオーナーが自身の美意識と価値観で時計に新たな物語を刻んだ証であり、収集の楽しさを改めて教えてくれるように思います。時計収集は、必ずしも「オリジナル」にこだわるだけでなく、こうした個性や物語が加わることで、一層深みのある楽しみ方ができるのだと感じさせてくれます。

エスティメートは16万〜31万香港ドル(約470万〜784万円)です。ロット78の詳細はこちらから。

ロット80: ルクルト Ref. E2643 − 関口 優

僕は個人的に手巻きクロノグラフが自分のコレクションにおいて、今後重要だと感じるようになった。それは、程よいサイズ感で時計とのインタラクティブ性も持ち、少しだけアクティブな気持ちで着用できるものだからだ。ただ、現行品を見渡すと、オメガのスピードマスターですら100万円を超え、一般的に「手巻きクロノ」が代名するものはハイエンドなウォッチメイキングのことになってしまったことに気づく。その矢先に本オークションのプレビューで目に飛び込んできたのが、このヴィンテージクロノグラフなのである。

このルクルトは、1960年代に発表された珍しいダイバーズ・クロノグラフで、アメリカ市場向けに開発されたためLeCoultre銘がプリントされている。ダイバーズ、と言ったが、ワールドタイム、テレメーター、60分積算計のみっつのベゼルが付属するため、持ち主の好みによってはいかようにもその表情を変えてくれると思う。シャーク・ディープシー(欧州向けのものはヴォーグ・クロノグラフと呼ばれた)という名の本機は、バルジュー72をベースとして2万1600振動/時にアップグレードされたバルジュー726を搭載。オーセンティックな手巻きクロノグラフの味わいを十分に味わわせてくれる。

確かに、時計を実用品としても捉えるなら自動巻きの方が圧倒的に便利だし、現代の時計メーカーが新作を開発するなら当然のようにそれをベースにするだろう。わざわざ手巻きベースのものを開発するメリットは、おそらく多くの人にとって皆無だ(メーカー側にも買い手にも)。ただ、それはおそらく今後、それほど多くの手巻きクロノグラフは市場に現れず、ハイエンドウォッチメイキングを表現するジャンルであり続ける可能性が高いということでもある。僕は単純にこれらのスタイルが好き-計器っぽさがあって無骨なのに、薄型を目指しエレガントなデザインが与えられることが多い-なこともあるが、コレクタブルな対象として、まだ野放しにされている分野であることからも注目に値すると考えている。

ここ数年、「時計」熱に浮かされてきた我々にとって、少し目先を変えることも大切だ。現実的な自分の予算で、時計を探求するという本来的な楽しみは、(例えば)このルクルトのような手巻きクロノグラフが教えてくれるだろう。

エスティメートは5万5000〜9万5000香港ドル(約100万〜186万円)です。ロット80の詳細はこちらから。

ロット40:セイコー 天文台クロノメーター検定合格モデル − 佐藤 杏輔

気になるロットはほかにもいくつかあった(ロット15のFRAGMENT DESIGN × BAMFORDのRef.114060カスタムやロット82のRef.6263 “ビッグ・レッド”デイトナなど)が、結果がどうなるかということに関して最も注目しているのはロット40のセイコー 天文台クロノメーター検定合格モデルだ。

セイコーは1964年に、日本の時計メーカーとして初めてヌーシャテル天文台コンクールに第二精工舎(現セイコーインスツル株式会社)と諏訪精工舎(現セイコーエプソン株式会社)の2社が機械式腕時計部門に参加した。初年度こそ結果は振るわなかったものの、わずか3年後にはトップ10に食い込むほどの急速な進歩を見せた。コンクール(ヌーシャテル天文台での)自体は1967年を最後に終了となるが、天文台でのクロノメーターテストと認定は継続して行われ、セイコーは1968年に100個のCal.4520(セイコー初の手巻き10振動ムーブメント)をクロノメーター認定のために提出し、うち73個が無事認定された。その後も69年と70年の2年間で153個が検定をパス。こうしてセイコーでは、計226個の天文台クロノメーター認定を受けた。

驚くべきはセイコーがこの天文台クロノメーター認定を受けたキャリバーを用いて検定合格モデルとして市販したことだ。この天文台クロノメーター検定合格モデルのなかでも、1969年に最初に認定を受けたムーブメントを用いて73本だけ発売されたモデルには、特別調整したCal.4520をそのままの番号で搭載した(前期モデル)。一方、これ以降に発売されたモデル(後期モデル)にはCal.4580のナンバーが与えられた。ロット40は1970年に発売されたCal.4580を搭載する後期モデルだ。

天文台クロノメーター検定合格モデルは希少なモデルではあったものの、評価していたのは基本的には国内のコレクターやディーラーたちであり、正直なところ、世界的に認められていたモデルとは言い難かった。だが、近年の海外におけるグランドセイコーのブランディングが成功したことをきっかけに、日本の時計ブランドの存在感はかつてないほどに増している。実際のところ、世界のコレクターたちのあいだでセイコーはどれほど注目されているのか? 歴史的にも貴重なこのヴィンテージモデルが、一体どのような結果を見せるかによって、その本領が見えてくるのではないかと思っている。

エスティメートは16万〜31万香港ドル(約320万〜600万円)です。ロット40の詳細はこちらから。

ロット13: オメガ スピードマスター プロフェッショナル “ゴールデン・パンダ” − 牟田神 佑介

今回の「TOKI -刻- ウォッチオークション」の全ラインナップを見てみると、ロレックスにこそ及ばないもののオメガがかなり豊作だった。個人的には今なおカルト的な人気を誇る“ウルトラマン”や世界初のアナデジクロノグラフウォッチである“クロノクォーツ”にも食指を動かされたが、せっかくの日本に焦点を当てたオークションということでこんなモデルをピックアップしてみた。それがこの1997年に日本限定で40本限定製造されたスピードマスター プロフェッショナル、通称“ゴールデン・パンダ”である。

金無垢のケースにパンダダイヤル、ブラックベゼルを持つこの“ゴールデン・パンダ”は、製造本数だけでなくそのルックスからも非常に希少性が高い。2016年のクリスティーズ オークションではシリアルナンバー17が2万〜3万ドルのエスティメートに対して3万5000ドル(当時のレートで約420万円)で落札、2023年に開催されたPHILLIPS時計オークション:XVIではシリアルナンバー1に25万〜55万香港ドルというエスティメートが設定され、最終的に30万4800香港ドル(当時のレートで約548万6000円)で販売されている。上記どちらの時計もダイヤルに一点の染みもない非常に保存状態のよいものであったが、今回出品される個体のコンディションもそれに勝るとも劣らない。ケースにほのかに見られる金焼けが美しく、目立つ傷もない。裏蓋の刻印もはっきりと残されており、“LIMITED EDITION”と“16/40”のシリアルがこのモデルの特別さを主張する。

特別なシリアルにこだわりがあるという人を除けば、今回の出品は希少な“ゴールデン・パンダ”を比較的お値ごろなプライスで落札できるチャンスだろう。付属品も、ボックスに加えて高島屋新宿店と書かれた国際保証書に取り扱い説明書、カードホルダーまで揃っている。個人的には、このモデルが2020年に惜しまれながらもその歴史に幕を下ろしたCal.1861を使用している点もポイントが高い。

しかしやはり選んだ1番の理由は、そのルックスだ。ベゼルのブラックインサートとゴールドケースの組み合わせは、グロッシーで大人っぽい。ブラックのアウタートラックも、ホワイトダイヤルの隙間を埋めて全体をグッと引き締めている。この取り合わせは、少なくとも僕が探した限りではこのモデルのみでしか確認できていない。エスティメートが同額のロット58“ウルトラマン”のほうが知名度は高いだろうが(最近ではムーンスウォッチでもオマージュしたモデルが登場している)、個人的にはその希少性の高さも含めこちらをプッシュしたい。

エスティメートは15万〜30万香港ドル(約276万〜552万円)です。ロット13の詳細はこちらから。

ロット46: クレドール GCBY997 − 松本 由紀

今回選んだのは、セイコーのラグジュアリーブランド、クレドールだ。トップロットや、価格の動きが気になるインディペンデントウォッチも気になったけれど、最終的には“機能はシンプルに、デザインは派手に”という自分のモットーに従い、いちばん好きなデザインの時計を選ぶことにした。

このクレドール Ref.GCBY997には、派手さと洗練さが見事に同居している。2針のシンプルな機能と、美しい陶磁器ダイヤルが組み合わさっていて、特別な存在感がある。

文字盤は流星螺鈿(らでん)をテーマにしており、漆黒の夜空に輝く流星群を思わせる。その幻想的な風景は、漆芸家・田村一舟氏の手によるもので、厚さわずか0.2mmにカットされた螺鈿細工がひとつひとつ丁寧に敷き詰められている。星空のように煌めく螺鈿細工は、色合いもすべて異なり、見ているだけで引き込まれる。この圧倒的な美しさと職人技が光る文字盤は、デザイン重視の自分にとって理想的だ。

搭載されているのは、厚さ1.98mmの超薄型手巻きムーブメント、Cal.68。1日にたったふたつしかつくれないほどの高度な技術が必要なムーブメントで、パーツは100分の1mm単位でカットされている。精巧な装飾が施され、職人たちの手で最高水準に仕上げられる。

このクレドールは、ほかに出品されているヴィンテージモデルやユニークピースとは違い、比較的新しい60本の限定モデルだ。ただ、時を重ねた名作に負けないほどの存在感があるのがいい。まさに自分のモットーを体現する1本で、コレクションに加える価値があると思ったのだ。

さらに、このロットは最低落札価格なし(ノーリザーブ)で提供される。競りが始まると、どんな金額であっても最高入札額がそのまま落札価格になる。そのため一瞬の判断がカギになるものの、思いがけない価格で手に入れるチャンスがある…入札してみようかな?

オメガ「スピードマスター スーパーレーシング」

2023新作 独自のスピレート™システムにより日差0~2秒を実現。オメガ「スピードマスター スーパーレーシング」

 オメガから2023年の新作として、新たに開発されたスピレート™システムを初めて搭載する「スピードマスター スーパーレーシング」が登場しました。

 記録破りの深海への潜水から月面着陸に至るまで、オメガはこれまでスケールの大きなレガシーを数多く残してきました。2023年、オメガが最初に発表したのは、非常に小さなものが成し遂げた大きな偉業というべきニュースです。

 今回新しく開発されたのは、オメガ スーパーコピー 時計の最新スピードマスターに搭載されているスピレート™システムです。このシステムには、新しい画期的なヒゲゼンマイ(特許出願中)が搭載されており、超微細な速度調整を可能にしています。この独自のメカニズムのおかげで、今回オメガはわずか日差0~2秒という精度認定を実現することができたのです。

 この非常にわずかな日差を達成するために、オメガはテンプ自体を新たに考案し直さなければなりませんでした。これにはスウォッチ グループが持つ技術力と、オメガが誇る高性能な 自社製ムーブメントの精度、安定性、信頼性の両方のリソースを利用する必要がありました。そして革新的な解決策となったのが、全く新しいシリコン製ヒゲゼンマイでした。これにより、時計職人はテンプ受けに設置された独自の調整機構を通じて、ヒゲゼンマイの取り付け部の剛性を調整することができるようになったのです。

 この弾力性のあるベアリングを用いた高精度な連結構造設計をベースとした新たな手法は、オメガが常に新しいアイデアを受け入れ、難問にチャレンジする意欲を持ち続けていることの好例といえます。

スピードマスター スーパーレーシング

 オメガの精密なスピレート™システムを初めて搭載する時計は、ステンレススティール製の「スピードマスター スーパーレーシング」です。2013年にオメガが発表した耐磁時計の傑作への視覚的なオマージュとなっているこのタイムピースは、サファイアクリスタル製のケースバックから新しい機構をはっきりと見ることができます。

 ダイアルを囲むのは、レーシングスタイルのミニッツトラックと、イエローの“グラン・フー”エナメルによるタキメータースケールが施されたブラックセラミック製ベゼルリングです。2013年に発売されたシーマスター アクアテラ 15,000 ガウスに採用されたこの大胆なイエローは、グラデーションのクロノグラフ針と9時位置のストライプのスモールセコンド針にも使われています。3時位置にある60分と12時間の同軸積算計は、セカンドタイムゾーンとしても機能します。ダイアルに施されたハニカム模様は、オメガ ミュージアムに展示されている16万ガウスの極限磁場に耐えたコンセプトウォッチにちなんだものです。

 このタイムピースの動力源となるのは、オメガの最先端コーアクシャル マスター クロノメーター9920です。スピレート™に至る道のりにあった数々のマイルストーンを融合させたような存在であり、スイス連邦計量・認定局(METAS)による業界最高レベルの認定も受けています。これ証明するのはいつもと同じ赤いMETASカードですが、今回のタイムピースでは、スピレート™システムを工業化することで大規模で可能になった日差0~2秒の精度確認も含まれています。

 ダイヤモンドポリッシュ仕上げのブラックのアロー型インデックスには、黄色に発光する新しい独自のスーパールミノヴァ®が塗布されています。またダイアルに描かれたSpeedmaster、Super Racingの文字にも同じカラーが用いられています。

 6時位置には、シーマスター アクアテラ 15,000 ガウスの10周年を想起させるスタイリッシュな仕掛けが。スピードマスターのロゴと同じフォントで書かれた“10”の数字が毎月1回現れます。口コミ第1位のスーパーコピー 代引き専門店Hicopy.jp。

 新しい「スピードマスター スーパーレーシング」には、スティール製ブレスレットと交換可能なスポーティなストラップも用意されています。ブラック&イエローのストライプのリサイクルナイロン製NATOストラップです。これは、ちょうど10年前に発売されたシーマスター アクアテラ 15,000 ガウスの特徴的なカラーデザインを踏襲したものです。

コレクタブルアイテムでもあるこの時計は、ブラックにイエローのステッチが施されたハニカム模様のスピードマスター ウォッチボックスに収められています。特別仕様のボックスには、リサイクルナイロン製NATOストラップとストラップ交換ツールも入っています。

スピレート™は未来へ向けて加速する

 ヒゲゼンマイは機械式時計の調整機構でもっとも複雑な部品であるため、新しいスピレート™システムを開発するのは大きなチャレンジでした。したがって、数々の障壁を乗り越えて手にしたこの革新的システムを、オメガは最大限に活用していきます。このスピレート™システムを他の多くのキャリバーにも段階的に導入していくことが、長期的な計画として予定されています。

 小さなヒゲゼンマイには大きな可能性が秘められています。今後の展開にもご期待ください!

Speedmaster Super Racing
スピードマスター スーパーレーシング
Ref:329.30.44.51.01.003
ケース径:44.25mm
ケース厚:14.90mm
ケース素材:ステンレススティール(ポリッシュ&ブラッシュ仕上げ)
防水性:50m
ストラップ:ステンレススティール(コンフォートセッティング付き)、ブラックとイエローのストライプのリサイクルナイロン製NATOストラップが付属
ムーブメント:自動巻き、Cal.9920、毎時28,800振動(4Hz)、約60時間パワーリザーブ、54石
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)・日付表示、クロノグラフ、イエローの“グラン・フー”エナメルのタキメータースケールを配したブラックセラミック製ベゼル、ハニカム模様を施したブラックのサンドイッチダイアル、レーシングスタイルのミニッツトラック、イエローのスーパールミノヴァ®を塗布したアロー型インデックス(イエローに発光)、シースルーケースバック、ブラックにイエローのステッチが施されたハニカム模様のスピードマスター ウォッチボックスとストラップ交換ツールが付属
価格:1,562,000円(税込)
発売予定:発売時期未定

【ロンジン】軽量なカーボンを纏った高振動ムーブメント搭載機&【オリス】初のダイバーズウオッチを再現した誕生60周年記念モデルが登場

スーパーコピー 時計 代金引換優良サイト、弊社では超人気のブランド スーパーコピー 代引きやディスカウントして販売しています、
スーパーコピー 時計 代金引換優良サイト、弊社では超人気のブランド スーパーコピー 代引きやディスカウントして販売しています、
スーパーコピー 時計 代金引換優良サイト、弊社では超人気のブランド スーパーコピー 代引きやディスカウントして販売しています、

2025年に入ってから発表され、早くも注目を集める新作時計をピックアップして紹介する。190年以上の歴史を持つ名門【ロンジン(LONGINES)】からはカーボンケースを採用した意欲作を、2024年に創業120周年を迎えてさらに発展を遂げる【オリス(ORIS)】からは、1965年製ダイバーズウオッチに着想を得たニューモデルを解説する。

ロンジン初となるカーボンケースを採用

1968年、ロンジンは高振動ムーブメントを備えたダイバーズウオッチ「ウルトラ-クロン ダイバー」を発表した。2022年には、この名機への敬意を表した新生「ウルトラ-クロン」を開発。そして2025年は、ブランド初となるカーボンケースの「ウルトラ-クロン カーボン」が登場した。ケースには軽量かつ堅牢なカーボンを、固定式ベゼル、ねじ込み式リューズ、裏蓋にはチタンを使用。総重量わずか80グラム以下という軽さも魅力だ。毎時3万6000振動するムーブメントは、衝撃や姿勢の変化に対応できる安定性に、優れた耐磁性も備える。精度については、ジュネーブの独立時計試験所によるクロノメーター認定を取得。高い精度を誇る。新時代の到来を告げるロンジン伝統の高振動ウオッチの最新作は、時計好きならずとも必見だ。

ロンジン「ウルトラ-クロン カーボン」 Ref.L2.839.4.52.2 75万6800円

カーボンケースは、繊維の配置によるランダムなパターンが特徴で、個体ごとに異なる模様を持つ。サンドブラスト仕上げのアンスラサイト文字盤が、洗練された雰囲気を演出する。

スペック:自動巻き(Cal.L836.6)、毎時3万6000振動、約52時間パワーリザーブ。カーボンケース、ブラックテクニカルファブリックストラップ。サファイアクリスタル(多層無反射加工)。直径43mm、厚さ14mm。質量約80g。30気圧防水。

1965年のダイバーズを忠実に再現した周年モデル

1950年代から60年代にかけてスキューバダイビングがブームとなるなか、1965年にオリスは初のダイバーズウオッチを発表。そのモデルは、高い防水性を備えたステンレススチールケース、両方向回転ベゼル、そして独自のデザインで人気を博した。そんなダイバーズ機の誕生60周年の節目に復刻モデルが登場した。3・6・9・12のレトロなアラビア数字や短いバーインデックス、指針にはスーパールミノバが施され、暗所でも優れた視認性を提供する。また、オリスロゴの下にある「WATER PROOF」や6時位置の「ANTI-SHOCK」のラベルなど、オリジナルモデルのディテールを忠実に再現。さらに、サファイアクリスタル風防や最新ムーブメントを採用。レトロデザインの名作を現代スぺックで楽しめる秀作に仕上がっている。

オリス「ダイバーズ65 アニバーサリーエディション」 Ref.No. 01 733 7772 4034-Set 38万2800円

これまでにオリスから発売された復刻モデルと比べ、文字盤のディテールがさらに作り込まれ、再現度の高い仕上がりになっている。裏蓋には、60周年を記念した特別な刻印が施される。

スペック:自動巻き(Cal.733)、毎時2万8800振動、38時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット(交換用レザーストラップが付属)、サファイアクリスタル風防。直径40mm。10気圧防水。

ロンジン スーパーコピー
ロンジン スーパーコピー
ロンジン スーパーコピー

オリス スーパーコピー
オリス スーパーコピー
オリス スーパーコピー

スーパーコピー 時計 代金引換優良サイト、弊社では超人気のブランド スーパーコピー 代引きやディスカウントして販売しています、
スーパーコピー 時計 代金引換優良サイト、弊社では超人気のブランド スーパーコピー 代引きやディスカウントして販売しています、
スーパーコピー 時計 代金引換優良サイト、弊社では超人気のブランド スーパーコピー 代引きやディスカウントして販売しています、