【徹底検証】VS廠製ロレックス「GMTマスターII」ブルブラ(ブルー/ブラック):新世代3285キャリバー搭載、独立時針調整と72時間パワーリザーブを実現

【徹底検証】VS廠製ロレックス「GMTマスターII」ブルブラ(ブルー/ブラック):新世代3285キャリバー搭載、独立時針調整と72時間パワーリザーブを実現

メタディスクリプション:
VS廠が誇るロレックス「GMTマスターII」ブルブラ(Ref. 126710BLRO)を完全レビュー。本家同等の機能を備えた「3285一体型ムーブメント」を搭載し、独立時針調整、瞬時日付変更、72時間パワーリザーブを完全再現。セラミックベゼルの発色、ジュビリーブレスレットの質感まで、本物との差異を徹底的に解剖します。

はじめに:GMTマスター市場の「決定版」登場

こんにちは、時計愛好家の皆様。
ロレックスのスポーツモデルの中でも、特に人気を集める「GMTマスターII」。その中でも、青と黒のツートンカラーベゼルが特徴的な通称「ブルブラ(Batman / Batgirl)」は、絶大な人気を誇ります。

これまでスーパーコピー市場では、ベゼルの回転機構やムーブメントの機能性(特に独立時針調整の有無)に課題を抱える製品が多く存在しました。しかし、ついに「VS廠(VS Factory)」が、これらの問題をすべて解決する「新世代3285一体型キャリバー」搭載モデルを発表しました。
本稿では、VS廠製GMTマスターII ブルブラの核心である「3285ムーブメント」の性能、完璧に再現されたセラミックベゼル、そして装着感まで、実機に基づいた詳細なレビューをお届けします。

心臓部:VS廠自社開発「3285一体型キャリバー」の真価

この時計の最大の魅力は、内部に搭載されたVS廠自社開発による3285自動巻きムーブメントです。これは現在、スーパーコピー市場において本家のCal.3285に最も近い性能を持つ机芯とされています。

① 完全な機能再現
独立時針調整機能: 竜頭を一段引き出すと、時針だけを1時間単位で前後に動かすことが可能です。分針や秒針は止まったまま動き続け、現地時間の調整が瞬時に行えます。これは海外旅行やデュアルタイム運用において不可欠な機能であり、VS廠はこの動作を滑らかに再現しています。
瞬時日付変更: 夜中の0時を過ぎた瞬間に、日付が「パチッ」と一瞬で切り替わる機構も忠実に再現されています。従来のムーブメントのように、数時間かけてゆっくり変わることはありません。
72時間パワーリザーブ: 二重のゼンマイ箱を採用しており、完全巻き上げで約72時間の駆動が可能。週末に着用しなくても月曜日まで正確に動き続けます。

② 安定性と精度
返修率の低さ: 従来の改造ムーブメント(例:ETAベースの改変)と比較して、構造が一貫しているため故障率が極めて低く、長期的な使用にも耐えうる信頼性を誇ります。
走時精度: 実測で日差±数秒という高精度を実現しており、日常使いにおいて全く問題のない性能を発揮します。

外観の進化:完璧な「ブルブラ」ベゼルとケース

GMTマスターIIの灵魂(ソウル)は、その独特なツートンカラーのベゼルにあります。

① セラミックベゼルの色彩
発色の再現: VS廠は、青と黒の境界線がくっきりと分かれた、本物に極めて近いセラミックベゼルを実現しました。安っぽい紫色がかかった青ではなく、深みのある濃紺と、マットな黒のコントラストが見事です。
夜光塗料: ベゼルの12時位置にあるトライアングルマーカーの夜光塗料も均一に充填されており、暗所でも明確に視認できます。

② ケースとガラス
ケース形状: 40mmのケースサイズは本家同様。サイドからの曲線美が際立つシェルケースは、本家同様の流れるような弧度を持っており、手首へのフィット感が抜群です。
サファイアガラス: 高透過性のサファイアクリスタルを使用しており、歪みがなく、デイト拡大窓(サイクロプス)の倍率も本家同様の2.5倍を正確に再現しています。

ブレスレットと装着感:ジュビリーとオイスターの選択

今回のレビューモデルは、近年のトレンドである「ジュビリーブレスレット(5連コマ)」仕様ですが、VS廠ではオイスターブレスレット(3連コマ)仕様も展開されています。

素材: 耐腐蚀性に優れた904Lステンレススチールを使用。
仕上げ: ポリッシュ(鏡面)とヘアライン(サテン)の境目がくっきりとしており、エッジ部分は丁寧に面取りが施されています。
中留め: ロレックス特有の「グライドロック」拡張システムや、工具なしでリンク調整が可能な仕組みも完璧に機能します。バックルの開閉音も本家に近い重厚な「カチッ」という音です。
装着感: ジュビリーブレスレット特有の柔らかいフィット感は、長時間着用しても手首に疲れを感じさせません。

VS廠 vs 他工場:なぜVS廠を選ぶべきか?

現在、GMTマスターIIのスーパーコピーはいくつかの工場からリリースされていますが、VS廠が頭一つ抜けている理由は明確です。
特徴 VS廠 (3285一体型) 他工場 (改造ムーブメント等)
ムーブメント ◎ 自社開発一体型3285(構造同一) △ 改造品が多く、厚みや構造が異なる

独立時針調整 ◎ 完全対応(滑らか) ○ 対応しているが、動作が重い場合あり

パワーリザーブ ◎ 約72時間 △ 40〜48時間程度が多い

日付変更 ◎ 瞬時変更 △ ゆっくり変更の場合がある

ベゼル品質 ◎ 発色が本家に最も近い ○ 良好だが、色味が若干異なる場合あり

総合評価 最強の選択肢 価格重視なら候補

結論: ムーブメントの根本的な構造が違うため、機能性、耐久性、そして「本物と同じ操作感」を求めるならば、VS廠の一択と言えます。特に「独立時針調整」と「72時間パワーリザーブ」は実用面で大きな差を生みます。

まとめ:GMTマスターIIの新たな基準

VS廠製ロレックス「GMTマスターII ブルブラ」は、もはや単なるコピー製品ではありません。
3285キャリバーによる実用性、完璧に再現されたツートンセラミックベゼル、904L鋼による高級感、そしてジュビリーブレスレットの快適な装着感。これら全てが高い次元で融合しており、「本物を持たなくても、本物と同じ満足感を得られる」稀有な一本です。

「海外旅行が多い」「ツートンベゼルのデザインが好き」「細部の違いまで許容できない」という方にとって、このVS廠製3285搭載モデルは間違いなく唯一無二の正解となるでしょう。

よくある質問 (FAQ)

Q. 独立時針調整機能は本当に使えますか?
A. はい、VS廠の3285キャリバーは、本家と同様に竜頭を一段引いて時針だけを回すことで、分針を止めたままで時間調整ができ、それに連動して日付も変更されます。非常にスムーズに動作します。

Q. ベゼルの青と黒の色合いはどうですか?
A. VS廠は最新のセラミック技術を用いており、本物の「ブルブラ」とほぼ見分けがつかない深い青色とマットな黒を再現しています。紫外線下でも色あせしにくい品質です。

Q. 防水性能はありますか?
A. 日常生活防水(雨や手洗い)には十分対応できますが、本物のダイバーズウォッチと同様の扱い(水泳や潜水)は避けてください。

Q. 本物との見分けはつきますか?
A. 外観の仕上げ、ムーブメントの機能、ベゼルの色合いなど、主要なポイントでは見分けがつかないレベルです。専門家が裏蓋を開けてムーブメントの微細な部品を比較しない限り、判別は極めて困難です。

Q. 日本への輸入は可能ですか?
A. 並行輸入品としての個人利用は自己責任となりますが、ブランド品の模倣品(コピー商品)の輸入は税関で没収される可能性や、法律上のリスクが存在します。購入を検討される際は、十分な注意と情報収集を行ってください。

関連キーワード:
ロレックス, Rolex, GMTマスターII, GMT-Master II, ブルブラ, バットマン, バットガール, 126710BLRO, VS廠, 3285キャリバー, Cal.3285, 独立時針調整, 72時間パワーリザーブ, セラミックベゼル, 904Lステンレス, ジュビリーブレスレット, スーパーコピー, 高級時計, 時計レビュー, ツートンベゼル

ロレックスは2023年に124万本の時計を製造し、売上高は101億スイスフラン(日本円で約1兆7673億円)に達した。

この素晴らしい数字にもかかわらず、生産量は2029年に開業予定(2022年に発表)の新しい製造施設により大幅に増加する見込みである。ビュルはスイス・フリブール州グリュイエール地区に位置する小さな自治体である。スイスの新聞ノイエ・チューリッヒャー・ツァイトゥング(Neue Zürcher Zeitung)によると、ロレックスは先週の火曜日に新しい施設の初となる正式な写真レンダリングを含むプレスリリースを発表した。この公式発表は、建築許可が正式に提出され、フリブール州の公式広報紙に掲載されるわずか3日前に行われたものである。

ロレックスはスイスで最も自社内での生産体制が整っている時計メーカーのひとつであり、ほとんどの部品を社内で生産している。ロレックスグループは世界中で約1万4000人を雇用しており、そのうち約9000人がスイスに所在している。世界本社はジュネーブのアカシア地区にありそこで時計の開発と組立が行われる一方、ムーブメントはビエンヌで製造されている。ケースやブレスレットはプラン・レ・ワットで生産され、文字盤やセラクロムベゼル、セラクロムベゼルインサートも同じくここで製造される。最後にブランドの宝石学と宝石セッティングの専門知識はシェーヌ・ブールにある。新しいビュルの施設は、ラグジュアリーウォッチメーカーの全体の5分の1を占め、約2000人の労働者を雇用する予定である。

下記リンクのNZZ(ノイエ・チューリッヒャー・ツァイトゥング)によると、ビュルの施設は4つの生産棟が中央の建物でつながった構造になる予定である。ロレックスは最高レベルのBREEAM(建築研究所環境評価法、Building Research Establishment Environmental Assessment Method)認証を取得することを目指しており、これはスイスの工業建築としては初めての試みである。ロレックスの目標は、より一般的な設計と比較して建物のエネルギー消費を10%削減することである。

ビュルに計画されている10万平方メートルの施設は、費用が10億スイスフランを超える見込みである。そのあいだだ、生産能力の向上を図るため、ロレックスはロモンとヴィラ・サン・ピエールに3つの仮設工場を建設した。これらの新しい仮設施設には250人から300人のロレックス従業員が勤務しており、その全員が6年後にビュルの施設に移転する予定である。

“時が止まったロレックス”をとおして振り返る9.11

ニューヨーク市にあるナショナル・セプテンバー11・メモリアル&ミュージアムには、時が止まったロレックスが展示されている。その溶けたケースは、オラクル社のアカウント・マネージャーであったトッド・ビーマー(Todd Beamer)のしわくちゃの名刺とともに展示されている。この時計の秒針は23年間進むことなく、日付窓にはただ“11”と表示されているだけである。

2001年9月11日、4人のテロリストがユナイテッド航空93便をハイジャックし、最終的にペンシルベニア州シャンクスヴィル近くに墜落させ、乗客全員が命を落とした。テロリストたちはサンフランシスコ発のこの便をワシントンD.C.に向けて飛行させ、目的地を変更しようとしていた。その目的地は多くの人がアメリカ合衆国議会議事堂だと考えており、彼らは世界貿易センターやペンタゴンに飛行機を突入させたのと同様に、甚大な被害と死傷者を出すことを企んでいた。しかしトッド・ビーマーとほかの乗客たちはテロリストに立ち向かい、その結果、飛行機はペンシルベニア州で墜落することとなった。乗客たちの勇敢な行動によってアルカイダの計画は阻止されたものの、ユナイテッド航空93便に乗っていた全員が命を失った。

ハイジャック犯が飛行機を制圧したあと、ビーマーは機内から妻に電話をかけようとしたが、代わりに電話オペレーターに繋がった。オペレーターは、ビーマーとほかの乗客たちがハイジャック犯に立ち向かう計画を立てているのを聞いた。

「準備はいいか? さあ行こう」。これこそビーマーが電話越しに残し、今や有名となった最後の言葉である。

9月11日から10年以上が経過し、ビーマーの時計はミュージアムの所蔵品となった。それはあの日回収された何百もの品々や遺物のなかにある。そのなかには時計や時間に関する物も含まれている。たとえば、同じ日にトーマス・キャナバン(Thomas Canavan)がツインタワーに入った際につけていた時計についても以前紹介している。

ビーマーの時計はツートンのロレックス ターノグラフで、タペストリーダイヤルを備えていた。このモデルはサブマリーナーよりも先に登場し、1950年代初頭にブランド初の回転ベゼル付きモデルとして発表された。この時計は若くして成功を収めたビーマーを象徴するものでもあった。当時、32歳にしてオラクル社のアカウント・マネージャーだった彼は、ユナイテッド航空93便に搭乗する前日、イタリア旅行から帰国したばかりだった。

現在、そのターノグラフは風防を失い、砕け、焼け焦げ、時が止まったままの状態でナショナル・セプテンバー11・メモリアル&ミュージアムに展示されている。これはビーマーがほかの乗客とともに立ち上がり、英雄へと導いたその瞬間を物語っている。

ビーマーの物語は広く知られており、2014年に初めてニューヨーク・タイムズ誌が報じている。その後、ウォッチズ・オブ・エスピオナージ(Watches of Espionage)の新しいYouTubeチャンネルでこの物語を追悼している(購読をおすすめする)。9月11日から23年目のこの日、ぜひ両記事をご覧いただきたい。

ヴィンテージロレックスの頂点に立つ手巻きデイトナ。

なかでもコスモグラフ Ref.6239のファーストモデルである“ル・マン”は、謎の多いモデルとして知られている。ル・マンとは、どのようなモデルだったのか。そしてロレックスはなぜ“デイトナ”へと舵を切ったのか。コレクターや有力なヴィンテージウォッチディーラーの力を借り、さまざまな角度から考察することで、その理由が浮かび上がってきた。

ヴィンテージロレックスには謎めいたモデルが非常に多い。オークションハウス、熱狂的なコレクター、有力なヴィンテージウォッチ専門店らの熱心な研究によって、徐々にその真相が解明されている。ポール・ニューマンダイヤルの人気に支えられ、“キング・オブ・クロノグラフ”として市場に君臨するコスモグラフ デイトナの手巻き時代のリファレンスも例外ではない。Ref.6240の文字盤に“ROLEX”とだけ表記される通称“ソロ”がその好例で、不確定要素が多いことから数年前と比べて価格が落ちている。それどころか現在では、ソロダイヤルはRef.6238に入るという話が有力視されているそうだ。対照的に人気が安定しているモデル、評価が上がり続けているモデルというのも存在している。ここ最近のオークションでは、バゲットカットのダイヤモンドベゼル、ダイヤモンド&サファイアのパヴェダイヤルを備えたRef.6270が日本円にして約5億6000万円で落札されたことは記憶に新しい。

なかでも最初期型のRef.6239、上の古いアドバタイジングに掲載された“ル・マン”と呼ばれるモデルは、コレクターたちの研究によって“再発見”されたことで注目されるようになったと言っても過言ではない。2013年にHODINKEE創業者のベン・クライマーはRef.6239のファーストモデルに関する記事を執筆しているが、当時のコレクターたちの認識では、変わったディテールを備えてはいるものの、デイトナ表記のない最初期型モデルという程度。ごく一部のコレクターがその存在を知っているくらいであり、今ほど注目を集めるようなものではなかった。2017年10月にフィリップスがコスモグラフ デイトナをテーマにしたオークション『ウィニングアイコンズ』を開催したが、ヴィンテージロレックスの世界でル・マンの存在が知られるようになり、コレクターたちがざわつき始めたのは、このオークションからさかのぼること数年前の2015年ごろだったと記憶している。とある雑誌の取材を通じて、国内屈指のヴィンテージロレックスのメガコレクターが所有する実機を初めて見たのだが、華やかなポール・ニューマンダイヤルとは真逆をいくシンプルなデザインに筆者の心は動かされ、のちにRef.6239を購入するきっかけになった。非防水のポンプ型クロノグラフプッシャーを装備したおよそ36.5mm径のケースは、ねじ込み式の防水クロノグラフプッシャーを採用したRef.6263などのモデルとはひと味違う魅力があったのだ。

『ウィニングアイコンズ』でポール・ニューマン本人が所有していた個体が約20億円で落札されて以来、手巻きのコスモグラフ デイトナ全般の価格が飛躍的に上昇し、人気は絶頂を迎えた。その一方でヴィンテージモデルにはより厳密にオリジナリティが求められるようになった。それはル・マンについてもしかりで、たとえ文字盤が正しいものであっても、全体のオリジナリティが損なわれていれば、評価は激減する。それとは対照的に、パーツの整合性が取れた個体の評価は高く、良質な個体に関しては価格は安定している印象だ。

競合だったオメガやロンジンと争い、そして“コスモグラフ”という造語から察するに、当時の宇宙開発競争にも乗り出していたであろうコスモグラフ デイトナ。カーレースの世界に参入することに勝機をみいだしたロレックスの威信をかけたこのレーシングクロノグラフは、発表から数十年の時を経て、有識者たちに“再発見”されたことで、改めて特別な輝きを放つに至った。

1964年当時のロレックスのカタログ。プロフェショナルモデルは3行目に並んでいるが、右端のコスモグラフ Ref.6239の隣には、同時代に併売されていたクロノグラフ Ref.6238が並んでおり、通常のクロノグラフとは明確に区別されていた。

フォーミュラ1のモナコグランプリ、アメリカで開催されるインディアナポリス500と並び、世界3大レースのひとつに数えられるル・マン24時間レースは、フランスのル・マン近郊で行われる四輪耐久レースである。2023年は、この偉大なレースの100周年を数えるアニバーサリーイヤーであると同時に、コスモグラフ デイトナ誕生60周年にあたる節目の年でもある。これを記念して、ロレックスはコスモグラフ デイトナ 18Kホワイトゴールド仕様のスペシャルエディション、Ref.126529LNを発表し、世界中のデイトナファンを熱狂させた。

今でこそ世界で最も有名なクロノグラフとなったコスモグラフ デイトナだが、成功までの過程は決して平坦な道のりではなかった。とりわけ手巻き時代のデイトナのディテールの変遷には、かつてない防水クロノグラフを目指し、ロレックスの開発チームが試行錯誤していた痕跡が見られる。ル・マンはロレックスにおけるレーシングクロノグラフの原点となった存在で、そもそも前述の古い広告のなかで“ロレックスの新しいクロノグラフはル・マンと呼ばれている”という一文とともに掲載されていたことに由来する、デイトナのファーストモデルであるRef.6239の最初期型につけられた通称だ。ル・マンの文字盤にはブラックとクリームホワイト(後者は特に希少性が高い)があり、1963年にのみ製造された。それゆえ、希少性においてはポール・ニューマンダイヤルを上回る。ヴィンテージロレックスに特化した専門店リベルタスのスタッフである中嶋琢也氏の見解によると、ル・マンの主な特徴として、以下のポイントが挙げられるという。

「ル・マンとほかのRef.6239では使用しているパーツに大きな違いがあります。そのひとつがステンレススティール製のタキメーターベゼルです」

Ref.6239の製造期間は1963年から1970年と比較的長い。その理由から製造年によって細かなディテールの違いがある。ベゼルは3種類あり、ル・マンに装着される時速300kmまで計測できる最初期のタキメーターベゼルには、そのほかのベゼルにはない“275”の数字が刻まれる。

「文字盤の6時位置にある“ダブルスイス”と呼ばれるふたつのSWISS表記、長く細い時・分針、これらもル・マンならではの特徴です。クリームホワイト文字盤について言及すると、クロノグラフ秒針がブルースティールのものもあり、デイトナの歴代モデルのなかでも際立った存在があります。“92…”から始まる6桁のシリアルナンバーであることも確認すべき重要事項です」

これ以外にも、夜光塗料にトリチウムを使用したことを意味する12時位置の“アンダーバー”の表記もマニア心をくすぐるデザインとして人気がある。

自身もブラックダイヤルのル・マンを所有する中嶋氏は、その魅力について次のように語ってくれた。「これはデイトナだけではなく、サブマリーナー、エクスプローラー、GMTマスターなどのファーストモデル全般に共通することですが、ロレックスの開発に対する意気込みがひしひしと伝わってきますよね。ル・マンについては、ただただ美しいと感じる優れたデザインに引かれています」

パテック フィリップ カラトラバ8日巻 Ref.5328G-001が新登場。

Ref.5328Gは“カラトラバ”と名付けられているが、本作は8日間のパワーリザーブを誇るカラトラバであり、その内部にはCal.31-505 8J PS IRM CI Jという日常使いにふさわしい非常に優れた新ムーブメントが搭載されている。このリファレンスは、トラベルタイムおよび年次カレンダーを備える5236Gの“兄弟モデル”ともいえる存在であり、パテックフィリップ時計コピーホブネイル装飾のケース、シリンジ型の針、テクスチャード加工のダイヤルといった共通要素を備えている。

このキャリバーは手巻きでありながら革新性に富み、そして美しい。

そして今回、パテック フィリップから新しいバックルも登場!

この時計は窓から覗く瞬時切り替え式の曜日表示と、針による日付表示を備えている。12時位置には大型のパワーリザーブ表示があり、驚異的な8日間の持続時間を示す。まさにこの新キャリバー、および本モデルの核心となるポイントである。この長時間駆動は直列に接続されたふたつの香箱によって実現されており、さらに“予備”として9日目分の動力も蓄えている。脱進機には、パテック フィリップがアドバンストリサーチで開発したシリコン素材“シリンヴァー”によるパルソマックス脱進機を搭載している。

8日間(または9日間)のパワーリザーブをこのスタイルで実現したことは非常に印象的であり、特にシンプルな手巻き式のカラトラバに瞬時に切り替わる曜日・日付表示を搭載したことは、どんな懐疑派も認めざるを得ないだろう。そしてこのムーブメントは、見た目の美しさも兼ね備えている。Ref.5328Gには、カーフスキンストラップとネイビーブルーカーフスキンファブリック製ストラップ、さらにはグレイン仕上げのトープカラーのストラップという2本のストラップが付属。そして新開発のバタフライクラスプを採用している。ケース径は41mm、厚さは10.52mmで、防水性能は30m。価格は1119万円(税込)。