ロンジンから2025年の新作情報です。ロンジン L3.764.4.16.6。

ロンジンから2025年の新作情報です。

2023年にラインナップした39mmノーデイトモデルのLLD(ロンジン・レジェンドダイバー)にホワイト文字盤が登場。

爽やかで良いですねぇ。

スペックや質感が向上したことに伴い国内定価は526,900円と高額になってしまいましたが、デザインも良いですしまだまだコスパの良いモデルと言えるでしょう。

スーパーコピー 代引き専門店Hicopy.jpノーデイトで300m防水、72時間パワーリザーブの耐磁ムーブメントキャリバーL888を搭載しております。

中古なら30万円台なので、かなりお買い得感が出ますね。

同価格帯だとチューダーの格好良いブラックベイ54(37mm)なんかもあります。

でもね、ダイバーズウォッチでホワイトはなかなか珍しい。

シーマスター300mなんかは普通にありますけど、もっと高いですし。

ケースバックにはダイバーのレリーフが刻印されております。

プッシュ式のバックルですが、ダイバーズウォッチにありがちなエクステンションパーツは無いです。

基本的に高級時計を着けてダイビングする人は希少ですからね、ほぼ不要な機能でしょう。

LLDは、1959年のオリジナルモデルのデザインを継承しつつ、現代的な技術と素材を取り入れています。

39mmのケースサイズは、クラシックな雰囲気を保ちつつ、現代のスタイルにもマッチします。内側回転ベゼルや2つのリューズなど、特徴的なデザイン要素が魅力ですね。

ロンジン独自の自動巻きキャリバーL888を搭載し、約72時間のパワーリザーブを実現しています。また、300mの防水性能を備えており、日常使いから本格的なダイビングまで対応可能です。

シリコン製ヒゲゼンマイを採用することで、耐磁性を向上させています。

さらに、スーパールミノバを使用した針とインデックスにより、暗所でも優れた視認性を確保しています。

おすすめポイントでした。

L3.764.4.16.6 ホワイト

¥526,900
ロンジン レジェンドダイバー, L3.764.4.16.6, 自動巻 ウォッチ, Ø 39.00 mm, ステンレススティール.
自動巻メカニカルムーブメント、25’200振動/時、モノクリスタルシリコン製ヒゲゼンマイ、パワーリザーブ約72時間.
内側にダイビング用回転フランジ ねじ込み式リューズ, 30気圧防水, スクラッチレジスタント サファイヤクリスタル、両面に複層無反射コーティング.
マットホワイト ダイアル, Swiss Super-LumiNova®.
ステンレススティール ストラップ, マイクロアジャストシステム搭載のダブルセキュリティフォールディングクラスプ付き.

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形 ラウンド
素材 ステンレススティール
ガラス スクラッチレジスタント サファイヤクリスタル、両面に複層無反射コーティング
ケースバック ねじ込み式
サイズ Ø 39.00 mm
ラグ幅 20 mm
ラグを含めた縦方向の長さ 47.00 mm
厚さ 12.70 mm
防水 30気圧防水
特徴 内側にダイビング用回転フランジ, ねじ込み式リューズ
重量 146.0 g
カラー マットホワイト
インデックス ペイントされたアラビア数字とインデックス
針 ブラックの針
特徴 Swiss Super-LumiNova®
ムーブメントタイプ 自動巻
機能 時、分、秒
キャリバー L888
ムーブメントの説明 自動巻メカニカルムーブメント、25’200振動/時、モノクリスタルシリコン製ヒゲゼンマイ、パワーリザーブ約72時間

素材 ステンレススティール
バックル マイクロアジャストシステム搭載のダブルセキュリティフォールディングクラスプ付き

耐磁性 はい
Chronometer Officially Certified はい

まとめ

いかがでしょうか。

「【2025年新作】ロンジン L3.764.4.16.6 レジェンドダイバー 39mm キャリバーL888」でした。

見た目が好みであれば、かなりお勧めしたい1本です。

耐磁性・防水性・ロングパワーリザーブ、サイズ感、見た目の独特さ、ヴィンテージデザイン、メンテナンス環境の良さなど、グッドポイントがたくさん。

あとは上手く安く買えたら言うことなしです。

できたら10mmくらいの薄さで出してほしいですが、耐久性など考慮するとこんな感じですかね。

プロスペックスには限定モデルでホワイト文字盤が出ております。

このSBDC213は192,500 円(セイコーダイバーズウオッチ 60周年記念 限定モデル 世界限定6,000本)と非常にコスパも良いです。

オススメの腕時計を5本ピックアップして紹介する。

40代におすすめしたいショパール5選
ショパールは、1860年にルイ-ユリス・ショパールによって創業されたブランドだ。創業当初より、懐中時計やクロノメーターの基準を満たす高精度時計を中心に手がけ、ロシア皇室を顧客に抱えるまでに成長を果たす。そして、1963年にドイツの宝飾商カール・ショイフレが事業を引き継いで以降は、ウォッチメーカーとジュエラーの融合という新たな方向性を確立。1976年になると、2枚のサファイアクリスタルの間でダイヤモンドが動く腕時計「ハッピーダイヤモンド」を発表するなど、その独創性豊かなウォッチメイキングを世界中に知らしめた。

こういった歴史を経て、ジュエリー市場でも存在感を強めてきたショパールだが、1996年にスイス・フルリエに自社製品の製造拠点を設立してからは、マニュファクチュールムーブメントの製造にも注力するようになる。そして、同社を代表するムーブメントの初号機にあたる「Cal.96.01-L」を発表、これを搭載した「L.U.C 1860」をリリースし、現在に至るまで、マニファクチュールとしての時計製造技術に磨きをかけてきた。

そんなショパールの現行ラインナップから40代の男性におすすめするなら、フランクミュラースーパーコピー代引き 優良サイト同社の腕時計製造の伝統を体現した「L.U.C」や、ラグジュアリースポーツウォッチの「アルパイン イーグル」、同名のレースをデザインの着想源とした「ミッレミリア」などが挙げられる。

いずれのコレクションにも、伝統を守りながらも革新を続けるブランドのウォッチメイキングの姿勢が表れているだけでなく、ジュエラーとして培われてきた、繊細な美意識が反映されている。それらのタイムレスかつラグジュアリーなデザイン性は、40代の幅広いライフスタイルや価値観に応じてくれるはずだ。また、COSCのクロノメーター認定を受けたムーブメントをはじめ、腕時計の実用性を重んじるビジネスパーソンにもマッチする性能を備えている。次なる40年を迎える男性の手元を飾るに、ふさわしい存在と言えるだろう。

ちなみに、ショパールは現在「サステナブル・ラグジュアリーへの旅」を標榜しており、腕時計およびジュエリー製造において、サスティナビリティの追求を続けている。素材の透明性を可能な限り高めた、責任を持った調達を重んじるだけでなく、再生素材を活用するなどして、自社のクリエイティブによる環境への影響を、最小限に抑えているのである。

以下に、40代にオススメしたいショパールの腕時計を、5本ピックアップして紹介する。

「L.U.C 1860」Ref.168860-3003
「L.U.C」はショパールのラインナップの中でも、とりわけ重要な立ち位置にあるコレクションだ。ラグジュアリーかつタイムレスなその顔ぶれには、優れた精度と卓越した仕上げを持つ自社製ムーブメントが一貫して搭載されており、創業者の名をもじったそのコレクション名に恥じない、同社のオート・オルロジュリーを体現する存在となっている。

ショパール「L.U.C 1860」Ref.168860-3003
ショパール「L.U.C 1860」Ref.168860-3003
自動巻き(Cal.L.U.C 96.40-L)。29石。パワーリザーブ約65時間。2万8800振動/時。ルーセントスティール™ケース(直径36.5mm、厚さ8.2mm)。30m防水。371万8000円(税込み)。
L.U.C.からは、「L.U.C 1860」をピックアップした。1997年に登場した同名モデルの復刻版にあたり、そのアイコニックな造形が、現代の技術と素材で再編された1本だ。

ダイアルはサーモンカラーで彩られており、12時位置の「Chopard」ロゴを中心に広がるギヨシェ彫りが、職人の手によって施されている。また、オリジナルモデルとは異なるノンデイト仕様が採られており、くさび形のインデックスやスモールセコンドが配置されたその表情と相まって、至ってクラシカルな印象だ。

ケースには、リサイクル素材を80%含有するスティール素材「ルーセントスティール™」が使用されている。ゴールドさながらの光沢に加え、一般的なスティール素材の約1.5倍の硬度や、抗アレルギー性を有する、優れた材料特性を持つ素材である。

ムーブメントは、ブランド初の自社製ムーブメントの系譜である、Cal.L.U.C 96.40-Lを搭載する。ゴールド製の双方向マイクロローターとツインバレルを備えたことで、約65時間のパワーリザーブと、わずか3.3mmという薄さを実現した、腕時計のスリム化にも寄与するムーブメントだ。トランスパレントバックからは、ジュネーブ・シールが与えられた、その類まれな仕上げを鑑賞することができる。

「アルパイン イーグル ラージ」Ref.298600-3001
ショパールを代表するラグジュアリースポーツウォッチが、「アルパイン イーグル」だ。2019年に発表された本コレクションは、同社初のスポーツウォッチ、そしてステンレススティール製ウォッチであった「サンモリッツ」をデザインの着想源としている。

ショパール「アルパイン イーグル ラージ」Ref.298600-3001
ショパール「アルパイン イーグル ラージ」Ref.298600-3001
自動巻き(Cal.Chopard 01.01-C)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。ルーセントスティール™ケース(直径41mm、厚さ9.7mm)。100m防水。217万8000円(税込み)。
Ref.298600-3001は、直径41mmのケースに鮮やかなアレッチブルーのダイアルが合わせられた定番モデルだ。シームレスにつながるブレスレットとケースにはルーセントスティール™が使用されており、ポリッシュとヘアライン仕上げでメリハリが付けられている。丸みを帯びた八角形のベゼルや、そこに打たれた8本のビスは、オリジナルの意匠を尊重したものだ。その再構築された“ラグスポ”デザインは、オトナの男性のコーディネートにもなじませやすいだろう。

ダイアルは、中央から螺旋を描きながら広がるパターンを施すことで、ワシの瞳の虹彩、“イーグルアイ”をイメージしている。ダイナミックな凹凸と、電気メッキ処理による色彩が、豊かな表情を演出しており、ひと目でアルパイン イーグルと認識できる意匠と言える。また、載せられた針、インデックスはシンプルな造形ながらダイアルの中で際立つ存在であり、スーパールミノバによって暗所での視認性にも優れている。

ムーブメントは、自社製のCal.Chopard 01.01-Cが搭載されている。優れた精度に加えて約60時間のパワーリザーブを備えており、さらにその薄型設計は、本作の1cmに満たないケース厚にも寄与している。また、トランスパレントバックからは、肉抜きされたそのローターや装飾を見ることができる。

「アルパイン イーグル 41」Ref.298600-6001
ショパール「アルパイン イーグル 41」Ref.298600-6001
ショパール「アルパイン イーグル 41」Ref.298600-6001
自動巻き(Cal.Chopard 01.01-C)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。18Kエシカルローズゴールド×ルーセントスティール™ケース(直径41mm、厚さ9.7mm)。100m防水。342万1000円(税込み)。
同じくアルパイン イーグルから、ルーセントスティール™と18Kローズゴールドのコンビネーションモデルをピックアップした。ベゼル、リュウズに加え、ブレスレットのポリッシュ部にゴールドが使用された、ワンランク上のラグジュアリーテイストを見せるモデルだ。18Kローズゴールドだけでなく、ルーセントスティール™にも高い光沢性が備わっているため、異素材同士の輝きが生み出す、上質なコントラストこそが最大の魅力となるだろう。

“イーグルアイ”が施されたダイアルは、電気メッキ処理によってグレーカラーで彩られており、ゴールドの針とインデックスによって、高い視認性が確保されている。デザイン面においても、腕時計全体に統一感を感じられる仕上がりだ。また、ムーブメントは、前述のアルパイン イーグル ラージと同様に、Cal.Chopard 01.01-Cを内蔵している。

ちなみに、本作に使用されている18Kローズゴールドは、サスティナビリティへの配慮が見られるエシカルなゴールド素材である。

ショパールは、責任ある宝飾品業のための協議会であるRJCより認証を受けたゴールド、もしくは、フェアマインドやフェアトレードといった認証制度に参加している採掘者から供給されたゴールドのみを調達している。そのためジュエリー、ウォッチメイキングに採用されているゴールドは、人権と環境に配慮した現場で発掘された、供給元に透明性のある素材なのだ。

「ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ」Ref.168619-3005
「ミッレミリア」は、同名のクラシックカーレースへオマージュを捧げるスポーツウォッチコレクションだ。このレースは、“世界で最も美しいカーレース”として知られており、その美学を体現した本コレクションにも、往年のレーシングカーをほうふつとさせる造形や、クラシカルな意匠がふんだんに盛り込まれている。

ショパール「ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ」Ref.168619-3005
ショパール「ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ」Ref.168619-3005
自動巻き。37石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約54時間。ルーセントスティール™ケース(直径40.5mm、厚さ12.88mm)。50m防水。138万6000円(税込み)。
そんなミッレミリアからは、2024年登場のRef.168619-3005をピックアップした。ダイアルデザインをモノクロカラーで統一することで、カーレースに欠かせないチェッカーフラッグをイメージしたモデルだ。「ラ・ガラ」とも呼ばれるこのダイアルは、クロノグラフにおける“パンダ”デザインに近く、王道的な魅力も感じやすいだろう。

ミッレミリアに共通する、クラシカルなディテールの数々にも注目したい。操作性の高い大ぶりなリュウズや、ピストンを思わせるポンプ型のプッシャー、クラシックな意匠とダイアルの視認性を両立させるグラスボックスタイプの風防が採用されたことで、個性と機能性、ともに妥協されていないのである。40代の手元にもなじみやすい、クラシカルな美観と機能美を合わせ持つ1本と言える。

ケースはルーセントスティール™製で、丸みのある造形に輝きと堅牢性がもたらされており、優美な高級感が生まれている。またケースには、パンチング加工が施されたブラックのレザーストラップが取り付けられており、カーレースをモチーフとしたデザイン性がより強調されている。

「アルパイン イーグル XL クロノ」Ref.298609-3001
ショパール「アルパイン イーグル XL クロノ」Ref.298609-3001
ショパール「アルパイン イーグル XL クロノ」Ref.298609-3001
自動巻き(Cal.CHOPARD 03.05-C)。45石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。ルーセントスティール™ケース(直径44mm、厚さ13.15mm)。100m防水。319万円(税込み)。
Ref.298609-3001は、3針モデルに比べて一回り大きいルーセントスティール™ケースを採用し、フライバッククロノグラフを搭載したアルパイン イーグルだ。そのサイズは直径44mm、厚さ13.15mmであり、強い存在感を魅力としている。40代男性のカジュアルな手元の演出に好適な1本だ。

本作では、表情豊かなアレッチブルーのダイアルに、タキメーターや各種サブダイアルといった、クロノグラフウォッチの要素が凝縮されている。3時位置は30分積算計、6時位置にはスモールセコンド、9時位置には12時間積算計が配置されており、いかにもツールウォッチらしい情報量の多さが特徴だ。

一方で、各クロノグラフ針にはレッドのアクセントが差し込まれており、3つのサブダイアルもそれぞれデザインが変えられるなど、視認性、判読性への配慮も見られる。計測機器としての完成度も高められたモデルと言えるだろう。

ムーブメントは、Cal.CHOPARD 03.05-Cを搭載する。コラムホイール式のクロノグラフ機能を搭載しており、3つのピボットハンマーによる、連続したフライバック機構の操作を可能としている。また、約60時間のパワーリザーブを備えており、トランスパレントバックからは、その駆動や、スネイル仕上げの受け、サーキュラーグレイン装飾の地板を見ることができる。

今回はメティエダールをテーマに、独創的な世界観を繰り広げるヴァン クリーフ&アーペルを紹介。

表現の幅を格段に広げたエクストラオーディナリーダイアルの新技法
ヴァン クリーフ&アーペル 2024年新作

(左)ヴァン クリーフ&アーペル「レディ アーペル ブリーズ デテ ウォッチ」
オンデマンドアニメーションのオートマタ機構を搭載。タグホイヤースーパーコピー代引き 優良サイトプッシャー操作で花々が風に揺れ、2羽の蝶が飛び交う。プリカジュールの蝶が時間を指し示し、こちらはミニアチュールペイントを筆頭に、伝統的なエナメル技法でまとめられている。自動巻き。パワーリザーブ約36時間。18KWGケース(直径38mm)。3気圧防水。2851万2000円(税込み)。
(右)ヴァン クリーフ&アーペル「レディ アーペル ジュール アンシャンテ ウォッチ」
対となるふたつの時計で、昼と夜のフェアリーを表現するメティエダールの大作。これは昼の顔。立体的に彫り込まれたエナメルや、ガラス質の表面にジェムセッティングを施すなど、従来にはなかったエナメル表現が盛り込まれる。手巻き(Cal.Q474)。パワーリザーブ約40時間。18KWGケース(直径41mm)。3気圧防水。世界限定8本。6045万6000円(税込み)。
2024年はメティエダールをテーマにしたヴァン クリーフ&アーペル。2本が対になって昼と夜の風景を表現する「レディ アーペル ジュール アンシャンテ」と「レディ アーペル ニュイ アンシャンテ」には、メティエダールの分野における3つのパテントペンディングが盛り込まれた。エナメル表面にジェムセットを施す「セッティング イン エナメル」、エナメルを立体的に彫り込む「ファソネ エナメル」、そしてダイヤモンドを宙に浮かせる「リフティッドセッティング」の他、カーブさせた「プリカジュール エナメル」なども同社の独創に由来する。

ヴァン クリーフ&アーペル 2024年新作

(左)ヴァン クリーフ&アーペル「レディ アーペル ジュール ニュイ ウォッチ」
ポエティック コンプリケーションの初期作品が内外装共にフルリニューアル。ダイアル6時側を覆うプレートは、33mmモデルのブルーペイントMOPに対し、こちらはホワイトMOPに彫刻。太陽の部分もイエローサファイアのスノーセッティングとなる。自動巻き。パワーリザーブ約36時間。18KWGケース(直径38mm)。3気圧防水。1914万円(税込み)。
(右)ヴァン クリーフ&アーペル「レディ ジュール ニュイ ウォッチ」
新たに加わった直径33mmのジュール ニュイ。1周24時間のダイアルは、ムラーノガラスのアヴェンチュリンに、18KYG製の太陽とダイヤモンドの月を載せる。ケースバックに描かれたフェアリーは、エナメルデカールを30~36層重ねて焼き付けたもの。自動巻き。パワーリザーブ約36時間。18KWGケース(直径33mm)。3気圧防水。1465万2000円(税込み)。
ポエティック コンプリケーションの分野では、初期作品にあたる「ジュール ニュイ」を刷新した。ヴァル フルリエベースのムーブメントを自社開発し、そこにインハウスのモジュールを搭載。ケース径38mmの「レディ アーペル ジュール ニュイ」に改良が加えられたほか、直径33mmケースの「レディ ジュールニュイ」も加わっている。

オートマタ作家のフランソワ・ジュノーをインタビュー

[オートマタ作家]François Junod(フランソワ・ジュノー)
1959年、スイス/サンクロワ生まれ。マイクロメカニックの学位取得後、オートマタの修復師などと並行して、パリ国立高等美術学校でドローイングと彫刻を学ぶ。1984年に故郷のサンクロワへ戻り、家族経営の工房を受け継ぐ。
1980年代から独力でオートマタの製作や修復に取り組んできたフランソワ・ジュノー。一部の時計マニアには有名な存在だったが、彼の名が広く知れ渡ったのは2017年のこと。ヴァン クリーフ&アーペルとの7年にも及んだコラボレーションの末に発表された「オートマタ フェオンディーヌ」によってだろう。今年発表された「アパリシオン デ ベ オートマタ」の機構部分を手掛けたのもジュノーだ。

伝統技術の伝道師を自負する、当代きってのオートマタ作家
「今回は複雑な葉の軌跡を解析するのにコンピューターを使いました。私にとっては新しい技術です。しかし予想以上に葉が重かった。モックアップを組み上げた後に判明したのです。葉を動かしているツイストした歯車は紫禁城に保管されるオートマタを修復した際に発見した機構が大元です」

いまジュノーのように、スイスとフランスの国境にまたがるジュラ地方で活躍する機械式時計職人は、ユネスコによってその技能が無形文化遺産に登録されている。

「ユネスコの件はポジティブなプレッシャーだと感じています。ヴァン クリーフ&アーペルのサポートもあって、毎年ふたりのインターンを受け入れていますし、アトリエも大きくする予定です。我々には伝統技術を伝える使命がありますからね」

製作に際し、ジュノーが最も気を使っているのは機構の静粛性だという。しかしそのためのヒントは過去の作品の中にある。まさしく技術の伝道師なのだ。

ヴァン クリーフ&アーペル「アパリシオン デ ベ オートマタ」
複雑に重なりあった葉のドームが開くと、神々しい鳥のオブジェが顕現(=Apparition)し、翼を羽ばたかせるオンデマンドのオートマタ。葉の動きそのものは斜めにセットされた歯車によるものだが、112枚で構成される複雑な葉の軌跡を解析するために、コンピューターを用いたシミュレーションが重ねられた。台座に設けられた回転リングで時と分を表示する。機械式。パワーリザーブ約8日間。高さ約27cm、幅約21.5cm。ユニークピース。参考価格4億6860万円。

「ジェンティッシマ」コレクション4作目となる「ジェンティッシマ ウルサン ファイアー オパール」だ。

「デザインと個性の差別化」が最優先された「ジェンティッシマ」コレクションの最新作は、美の追求に対する絶え間ない努力の結晶であり、ジェラルド・ジェンタ氏の直感的かつクリエイティブな才能と美しい宝石に対する慧眼にオマージュを捧げた「ジェンティッシマ ウルサン ファイアー オパール」だ。ファイアーオパールは、メキシコ全土の火山の地下深くから産出され、溶岩の中に水が閉じ込められることで独特なイエローやオレンジ、またはレッドの色素が生まれる。

ジェラルド・ジェンタ最新作「ジェンティッシマ ウルサン ファイアー オパール」
復活後、時計市場で大きな注目を集めているジェラルド・ジェンタ。「ジェンティッシマ」コレクション4作目となる最新モデルをLVMH ウォッチ ウィーク2025で発表した。「ジェンティッシマ ウルサン ファイアー オパール」である。

ジェンティッシマ ウルサン ファイアー オパール
ジェラルド・ジェンタ「ジェンティッシマ ウルサン ファイアー オパール」 Ref.DBBE01A1
ブルガリスーパーコピー時計 代引き自動巻き(Cal.GG005/再設計されたローターを装備したゼニス エリート)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。18KYGケース(直径36.5mm、厚さ9.64mm)。30m防水。価格未定。
本作はデザインと創造性でウォッチメイキングの伝統の枠を押し広げるジェラルド・ジェンタ・ラボが直々に手掛けたものだ。このリミテッドエディションの18Kイエローゴールド製のケースの周りには、個別にネジ止めされた“ファイアーオパール”が並んでいる。

ファイアー オパール、この複雑な宝石は、地質学者を何世紀もの間、困惑させてきた特殊な化学組成からなるものだ。この石の魅惑的なオレンジの色調や創造性や自信を高めるシンボルとしてのその意味合いが、ジェラルド・ジェンタのアーティスティック・ディレクター、マチュー・エジにインスピレーションをもたらした。「このクリエーションを通じて、「ジェンティッシマ ウルサン」のクリエイティブコンセプトの境界を押し広げ、稀少な宝石をまとったアイテムを提供するとともに、有機的な色や美しい宝石、そして美に対するジェンタ氏の情熱に敬意を表した」とエジは説明している。

受け継がれる「ウルサン」のデザインのレガシー
ジェンティッシマ ウルサン ファイアー オパール
コレクションの中で最も華やかなモデルであり、ファイアーオパールの暖かな色調を反映するオレンジのカーネリアン製のダイアルを配した「ジェンティッシマ ウルサン ファイアーオパール」。ジェラルドの妻であるエヴリン・ジェンタにとって、「ウルサン」は今日に至るまで、お気に入りのデザインのひとつだ。「『ウルサン』は、ジェラルドが最も誇りに思っていた数少ないクリエーションのひとつ。実際、彼はそれをほとんど売りたがらず、親しい友人や顧客のためだけにごく少量しか製作しなかった」と語っている。
「ウルサン」の物語は、1994年にジェンタ一家がバカンスに訪れたコルシカ島からはじまった。フランス語でウニを意味する「ウルサン」。その姿に魅了されたジェラルドはいつものように、その場で直感的に最初のデザインのスケッチを描き下ろした。棘のある球状の外観はビーズで飾られた丸いケースフォルムとなり、本コレクションのすべてのバリエーションにおいて、モデルへ特有の魅力を与えている。

そして 30年後、ウルサンはメゾン ジェラルド・ジェンタにとって奥深さに満ちた新章を切り開いた。コレクションの4作目は、ジェンタ氏ならではのユニークな美的感覚とシンボルとしての意味を持つパワフルな宝石への魅力をさらに探求している。

鮮やかな美学を通してジェンタを表現
ジェンティッシマ ウルサン ファイアー オパール
オリジナルのデザイナーの直感的でクリエイティブなアプローチを受け継ぎ、感覚的にデザインされた新作ウルサン ファイアーオパール。この石は、芸術家や音楽家、そして創造性への刺激を求める人々と歴史的に結び付いており、予期せぬものをアートへと昇華させることを象徴している。ジェンタ氏ならではのデザイン原則は、現代的なひねりを加えられながらも至るところに見出すことができよう。ダイアルはオレンジのカーネリアン製で、ジェンタ氏のシグネチャーのフォルムであるファセットカットを施したクリスタルも、ケースのわずかに八角形を帯びた内側の縁にあしらわれている。

直径約36mmの18Kイエローゴールド製ケースには、ガラスブラスト仕上げが施され、同じく18Kイエローゴールド製のピンで個別にひとつずつケースにネジ止めされた 137個のファイアーオパールの輝きとコントラストをなしている。

ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトンのマスターウォッチメーカー ミシェル・ナバスとエンリコ・バルバシーニは、「デザインを引き立たせるため、ディテールに至るまで細心の注意を払ってこの製品を作り上げた。自動巻き『ゼニスエリート』ムーブメントのために、18Kイエローゴールド製の専用ローターを設計した」と語っている。

ミシェル・ナバスとエンリコ・バルバシーニ

注目すべきディテール
ジェンティッシマ ウルサン ファイアー オパール
ジェンティッシマ ウルサン ファイアー オパール
ジェンティッシマ ウルサン ファイアー オパール
ジェンティッシマ ウルサン ファイアー オパール

ジェラルド・ジェンタについて
1969年に設立されたジェラルド・ジェンタ ブランドは、マエストロのジェラルド・ジェンタによる、特別な顧客のための特別な腕時計を製作するという明確なミッションの下、自身のハイウォッチメイキングのビジョンを具現化してきた。1973年に発表した初作を皮切りに、ジェラルド・ジェンタは、円形と直線的な幾何学的形状の相互作用を前提とした型破りな美的アイデンティティを確立。1981年には自身初の超薄型のミニッツリピーターモデル、1994年には当時最も精巧な腕時計であったグランドソヌリを発表し、独立系ウォッチメイキングにおける初期のパイオニアのひとりとして尊敬を集めた。

特にグランドソヌリには、5年にもおよぶ研究開発を必要とした。ウィットと奇抜さを決して恐れないジェラルド・ジェンタは、1984年以降、ディズニーのアニメキャラクターをハイウォッチメイキングの複雑機構と大胆に組み合わせた。これは、当時のウォッチメイキング業界を抜本的に変化させる新たな方向性だった。そして現在、ジェラルド・ジェンタ ブランドは、ともにジェンタと協業したミシェル・ナバスとエンリコ・バルバシーニの監修の下、「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」の支援を得て復活を果たした。

ブランドは、ハイウォッチメイキングの複雑機構を想像力に富んだ時計作品へと再解釈するという、ジェンタの DNA と妥協のないアプローチを復活させることに焦点を当てている。

シチズンから新生“フジツボダイバー”として「プロマスター メカニカル ダイバー 200m」が登場した。

シチズンは安易な真似はしない。そのディテールはひとひねりを加えた「見るべき」特徴を備えているのだ。シチズンのダイバーズウォッチの歴史と共に、この腕時計に施されたディテールに迫ろう。なおこの記事は、アメリカの時計専門ウェブメディア『watchtime.net』に掲載された記事の翻訳版だ。

2022年、“フジツボダイバー”復活
 1983年、シチズンの「チャレンジダイバー」がオーストラリアのビーチで見つかった。太平洋の海中に数年浸かっていたため、この日本製のダイバーズウォッチは多数のフジツボに覆われていた。にもかかわらず、すぐに再稼働し始め“フジツボダイバー”のニックネームが付いた。2022年に発表されたシチズンの「プロマスター メカニカル ダイバー 200m」は、チャレンジダイバーのデザインを継承したモデルである。

フジツボダイバー
オーストラリアで発見されたシチズンの「チャレンジダイバー」。フジツボなどの生物がびっしりと付いていても動いていたことから、“フジツボダイバー”のニックネームが付いた。

シチズンのダイバーズウォッチを振り返る
 1982年、シチズンは水深1300mの防水性能を誇る「プロフェッショナルダイバー」を発表。この腕時計のケース素材はチタンという、今までのダイバーズウォッチでは用いられなかった素材を採用したのである。1980年代初頭は、シチズンのダイバーズウォッチが時計業界で独自の地位を築きはじめた時代であった。

シチズン デプスメーター
シチズン「デプスメーター」
国外では「アクアランド」。「プロマスター」コレクションが発足してからは「プロマスター アクアランド」となった。クォーツ(Cal.C020)。200m潜水用防水。終売モデル。
 その例を見ていこう。1985年に発表された「デプスメーター」は、ウブロスーパーコピー 激安9時位置に電子エレクトロニクス水深計を取り付けたモデルだ。1989年に「プロマスター」コレクションが誕生。コレクションに含まれる「プロマスター 1000m」からデザインは、以前にも増して洗練されるようになった。このモデルには、“オートジラ”という愛称が付けられている。

 なお、その進化系である「プロマスター エコ・ドライブ プロフェッショナルダイバー1000m」は2017年に登場。そのプロトタイプはしんかい6500という深海調査用の潜水調査船にくくり付けられ、水深1000mよりも奥深くへと潜ったのである。

シチズン プロマスター エコ・ドライブ プロフェッショナルダイバー1000m
シチズン「プロマスター エコ・ドライブ プロフェッショナルダイバー1000m」Ref.BN7020-09E
光発電エコ・ドライブ(Cal.J210)。フル充電時約1.5年駆動。スーパーチタニウムケース(直径52.5mm、厚さ22.2mm)。1000m飽和潜水用防水。33万円(税込み)。
 続けて近年のダイバーズウォッチに目を向けよう。2006年に発表された「プロマスター エコ・ドライブ ダイバー200m」は、オルカ(シャチの英語名)の愛称で親しまれている腕時計である。機能的なダイバーズウォッチであっても、デザイン的に最先端かつユニークな外観のモデルが可能であることを証明した。

プロマスター エコ・ドライブ ダイバー200m
シチズン「プロマスター エコ・ドライブ ダイバー200m」Ref.BN0230-04E
2023年に「日本上陸」を果たしたモデルのうちのひとつだ。オリジナルの“オルカ”のケースはチタン製だが、このモデルのケースはステンレススティール製だ。光発電エコ・ドライブ(cal.E168)。月差±15秒。SSケース(直径46mm、厚さ14.6mm)。200m潜⽔⽤防水。6万6000円(税込み)。
 シチズンのダイバーズウォッチに多く見受けられる特徴をまとめよう。まずは光発電エコ・ドライブを搭載。そして、モダンなデザイン。最後にチタンケースの採用だ。シチズンは世界で初めて腕時計のケースにチタンを用いたブランドである。1970年代に登場した「エックスエイト クロノメーター」がそれだ。シチズンのダイバーズウォッチにチタンが多く採用されている理由は、その系譜を引いているからではないだろうか。

エックスエイト クロノメーター
シチズン「エックスエイト クロノメーター」
電子式(Cal.0800)。終売モデル。
 上記の特徴から外れたダイバーズウォッチもシチズンは製造していた。そのひとつの例が8時位置にリュウズが配された“フグ”という愛称のモデルである。なお、フグとは日本語の「フグ」のことだ。この腕時計は1993年に登場し、伝説となったモデルである。

新生“フジツボダイバー”誕生
 そして2022年、シチズンはプロマスター メカニカル ダイバー 200m(ブラック文字盤Ref.NB6021-17E、ブルー文字盤Ref.NB6021-68L)を投入。現代版“フジツボダイバー”が誕生した。シチズンはここ50年ほどの中で抑えの効いたオーソドックスなデザインを復活させ、さらにCal.9051という現代的な機械式ムーブメントを採用。ステンレススティールよりも傷への耐性があり、40%も軽量なシチズン独自の宇宙時代に対応した素材、スーパーチタニウムが採用されたモデルだ。

シチズン「プロマスター メカニカル ダイバー 200m」Ref.NB6021-17E
自動巻き(cal.9051)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。スーパーチタニウムケース(直径41mm、厚さ12.3mm)。200m潜水用防水。11万5500円(税込み)。
 Cal.9051は日差が−10/+20秒の間に調整されたものであり、テンプや周辺のパーツに磁気帯びしづらい部品を用いることで、耐磁性を強化している。シチズンの発表によれば、1万6000A/Mの磁場を発する機器から1cmほどの位置に置いたとしても、このムーブメントはパフォーマンスを落とすことなく稼働するのだそうだ。日常的に使用するスマートフォンはもちろん、船上で電子コンパスと合わせての使用も可能である。

NB6021-68L
シチズン「プロマスター メカニカル ダイバー 200m」Ref.NB6021-68L
自動巻き(cal.9051)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。スーパーチタニウムケース(直径41mm、厚さ12.3mm)。200m潜水用防水。14万3000円(税込み)。
 プロマスター メカニカル ダイバー 200mはISO基準に準拠したダイバーズウォッチであることを付け加えておこう。これは冗談なのだが、既存のどのモデルよりもフジツボ耐性も高いのではないだろうか。

シンプルに見えて凝ったディテール
 チャレンジダイバーが発売された1960年代〜1970年代には、シチズンは腕時計の「デザインを洗練させる」という方向性を打ち出していなかったように思われる。その外観は、シンプルなケースにメルセデス針と大振りなインデックス、ブラックカラーのベゼルを組み合わせた一般的なものだった。

ケース側面

この腕時計を側面から見ると、ケースのヘアライン仕上げ、ベゼルのポリッシュ仕上げの違いがよく分かる。
 本作はシンプルかつ一般的なデザインの腕時計という印象を覚えるかもしれない。だが、よくよく観察してみると、特徴的なラグ、ポリッシュ仕上げが施されたベゼルなど、通常のダイバーズウォッチとは異なる、興味深いディテールが発見できるはずだ。

 また、本作はオリジナルを忠実に再現した印象を受ける。ベゼルはアルミニウムがインサートされたもので、でやや大きな数字が配されたものだ。ケースはオリジナルでは150m防水だったものが、200m防水に高められている。なお、ケースの厚さは12.3mmと薄めである。ベゼルはポリッシュ仕上げであり、ケースはヘアライン仕上げだ。

サファイアクリスタル製の風防側面には面取りが施されており、「厚み」を感じることができる。
 サファイアクリスタル製風防の形状を見てみよう。上部はフラットだが、内側はドーム状にカットされている。そしてその角は大々的に面取りされているため、厚みのあるレトロな印象を与える外観なのだ。

 これらの要素が適切に組み合わさり、他のダイバーズウォッチとは異なる、特別な価値を持つ腕時計となったのだ。そして、厚く出っ張ったインデックス、ロリポップ秒針、部分的にスケルトン仕様の時針は、驚くほど上手くこの腕時計の中で調和している。

単にシンプルだが質実剛健な裏蓋

シンプルな裏蓋。トランスパレント仕様というわけではない。
 なお、裏蓋とバックルはどちらも比較的シンプルな構造だ。この価格帯の腕時計ならば、プラスチック製のムーブメントホルダーが採用されるのは当然だろう。これを採用することは、重量を抑えることにもつながるのである。

『watchtime.net』にて撮影。裏蓋を開けるとCal.9051ムーブメントをのぞくことができる。ムーブメントの周囲には、プラスチック製のムーブメントホルダーが配されている。
ストラップだけは改善の余地あり
 ただし、ストラップに限っては、本作全体の雰囲気から、浮いた印象を覚えてしまうのはいただけない。とはいえ、このストラップの着け心地は快適である。トロピック仕様のストラップや、質感の良いNATOストラップといったオプションを選べば、抑えめデザインを採用したこの腕時計のよいアクセントとなるだろう。

結論:じっくり見ると、その良さの分かる腕時計
 ストラップだけが気になるところではあるが、それを除けば復活した“フジツボダイバー”は非常に良い出来なのである。ブラック文字盤のRef.NB6021-17Eの定価は11万5500円(税込み)だ。自らのコレクションにCal.9051を加えたいという人には、魅力的な予算感であろう。

 伝統のチタン製ケースとシチズンのダイバーズウォッチの歴史に裏付けられた“フジツボダイバー”は、デザイン、フォルム、スペックを考えると、この価格帯では非常に魅力的な腕時計だ。確かに光るものを持つ腕時計ではあるが、その良さはすぐには見えてこない。この腕時計の真価を見出すには、よく観察する必要があることを付け加えておく。