オーデマ ピゲ、創業150周年を記念しドバイウォッチウィークでエキシビションを開催

スイスのオートオルロジュリーマニュファクチュール、オーデマ ピゲは、2025年11月19日から23日まで行われるドバイウォッチウィークにて、創業150周年を祝うエキシビション“ハウスオブワンダーズ”を開催します。本展は、1875年の創業以来オーデマ ピゲを形づくってきた伝統、クラフツマンシップと協働の精神を紹介する没入型エキシビションです。今年7回目を迎えるドバイウォッチウィークは時計業界の意見交換、革新、そしてコミュニティ形成の場として成長しています。オーデマ ピゲの参加は、イベントの創設者であり主催者でもあるセディキ家との長年にわたる関係を反映しており、彼らも今年、節目のアニバーサリーイヤーを迎えています。会期中には、年前に発表したドバイ未来財団とのコラボレーションの成果を含む、ダイナミックなイベントプログラムも主催します。

第7回ドバイ ウォッチ ウィークでオーデマ ピゲが展開するハウス オブ ワンダーズでは、オートオルロジュリーと、オーデマピゲ コピー時計愛好家や好奇心に満ちた来場者とをつなぐ心躍る体験を提供します。© Courtesy of Audemars Piguet

ル・ブラッシュからドバイへ
より多くの人々に機械式時計の世界を知っていただくためオーデマ ピゲはその扉を大きく開き、ドバイ ウォッチ ウィークで巡回エキシビション、ハウス オブ ワンダーズを展開します。会場はドバイの象徴的なロケーションであるブルジュ・ハリファ・パークのモールに位置し、1000 平方メートルにわたるスケールで、ドバイとル・ブラッシュをつなぐ架け橋のように来場者をジュウ渓谷の景観と歴史ある地に誘います。

本展ではオーデマ ピゲの物語に焦点を当てながらも、スイス国内外における時計製作の芸術と進化を紹介する魅力的なスペースも設けられています。

来場者は、創業者が 1875 年にル・ブラッシュに建てたブランド初のマニュファクチュールであり現在もオーデマ ピゲの本社として使われている建物を模してデザインされた入口から入ります。中に入ると、オートオルロジュリーの歴史的要素と現代的なデザインが融合したテーマ別の部屋が並び、ブランドの物語が展開されます。

展示は「Clock Room(時計の部屋)」から始まり、時の概念を、古くから続く時計のチクタクというリズムとともに紹介し、来場者はスイス・ジュウ渓谷の雪景色の中に向かいます。それぞれの部屋ではブランドの歴史の新たなページが開かれ、アーカイブ資料、希少なタイムピース、現代のクリエーションが生き生きと紹介されます。

その後、「Gallery of Time(時のギャラリー)」「Mechanical Secrets(機械のひみつ)」「Vault of Design(デザインの金庫室)」「Astronomical Observatory(天文台)」といった部屋を順に巡りながら、オーデマ ピゲのアイコニックなムーブメントやタイムピースを支える精緻なクラフツマンシップ、素材とデザインの進化、そして伝統技術と最先端イノベーションの融合を体感いただけます。

展示の締めくくりには「Lab(ラボ)」にて、時計製作の未来とブランドのビジョンを推進するパイオニア精神を見ることができ、最後の「Cabinet of Curiosities(好奇心のキャビネット)」では、クラフツマンシップ、創造性、文化的表現の物語を語る記念品の数々が、オーデマ ピゲの協働の精神を讃えます。

[ドバイ ウォッチ ウィーク]
アーメッド・セディキ氏が2015年に設立したドバイ ウォッチ ウィークは、高級時計業界における創造性の融合とその潮流を称える場です。人々、コミュニティ、伝統、そして革新に光を当てながら、時計市場の多様な側面を紹介しています。本イベントは、ドバイで隔年開催される中心的な催しに加え、世界各地でサテライトイベントを展開するムーブメントとして、同じ価値観を持つ取り組みを支援し、コミュニテ7 ィ間の架け橋となるとともに、ネットワークを築き創造的な交流のためのユニークな機会を提供します。
— www.dubaiwatchweek.com

パートナーシップと共通の情熱を称える
1875 年の創業以来、オーデマ ピゲにとって協働の精神はブランドの成長とアイデンティティの中核をなす存在です。ジュウ渓谷に点在する高度に専門化された工房が連携して時計製作を行っていた「エタブリサージュ」システムの黎明期から現在に至るまで、マニュファクチュールは、世界中で時計製作の価値を高める情熱的な人々のコミュニティを築いてきたことを誇りに思っています。

2025 年のドバイ ウォッチ ウィークは、アーメッド・セディキ氏およびセディキ家との長年にわたる関係において、特別な節目を迎える機会となります。今年、セディキ家はビジネス創業 75 周年を祝います。共通の価値観、開かれた精神、そして時計製作コミュニティを育むという深い使命感に支えられたこのパートナーシップは、中東地域のお客様や時計愛好家の皆様に向けたサービスの向上を目指し、今なお発展を続けています。オーデマ ピゲは今年7回目となるドバイ ウォッチ ウィークに再び参加することを嬉しく思い、オートオルロジュリーの世界、そしてその先に広がる多様な分野における協働と持続的なつながりを称えます。

「今年オーデマ ピゲはドバイの時計文化を75年にわたり築いてきたセディキ家と共に、アニバーサリーを祝えることを光栄に思います。セディキ家はドバイの時計市場を大きく成長させ、ドバイ ウォッチ ウィークの原動力として活躍しています。私たちが分かちあう革新の精神と伝統への敬意が、このイベントの中心にある“協働”のエネルギーを力強く支えています」 イラリア・レスタ( オーデマ ピゲ CEO)

「2025 年は、ドバイ ウォッチ ウィークの設立から10 周年という節目の年にあたります。この記念すべき年に、長年のパートナーであるオーデマ ピゲを再び迎え、来場者の皆様に没入感あふれる魅力的な体験をご提供できることを大変光栄に思います。オーデマ ピゲは、私たちのプラットフォームが掲げる“時計コミュニティの構築”というビジョンにおいて、重要な役割を果たしてきました。情熱を共有する人々をつなぐ存在として、ブランドの存在感は欠かせません。今年のドバイ ウォッチ ウィークでもイベントのハイライトとなることでしょう。アニバ ーサリーをともに祝えることを、心より楽しみにしています」ヒンド・セディキ(ドバイ ウォッチ ウィーク CEO)

革新、クラフツマンシップ、 そしてつながりを称える特別な一週間 ドバイ ウォッチ ウィークにおいてオーデマ ピゲは、プレスやクライアント、来場者の方々に向けダイナミックなイベントプログラムを提供します。

毎年恒例のハイライトである「House of Horology(ハウス オブ オロロジー)」では、今年はオーデマ ピゲとドバイ未来財団[註※]のゲストスピーカーによるイノベーションに特化したパネルディスカッションを開催。両者が共有するビジョンのもと、2年前のドバイ ウォッチ ウィークで構想されたコラボレーションの初成果が披露されます。この機会は、時計製作業界における革新を加速させる「協働」の力を改めて考える貴重な場となります。 また一般の来場者向けに、時計製作の世界を体験することができる2つのマスタークラスも開催されます。

[註※ドバイ未来財団]
ドバイの未来を見据え、結束力のある協働的な枠組みを先取りして設計し促進し、課題を機会として捉え、情熱を持って取り組むことで、ドバイを世界最先端の未来都市の一つにすること、全ての人々にとって最良の未来を築くキープレイヤーとなることを目指しています。私たちの最も重要な目標はドバイを、インスピレーションに満ちた、進化し続ける持続可能な未来の設計のためのグローバルなリファレンスとすることです。私たちの役割はドバイの未来を現在に取り込み、未来にフォーカスした都市づくりにおける前例を築くための支援を行うことにあります。大胆な夢と影響力のあるアプローチで、豊かな洞察の中に仕事と生活が息づく文化を目指し、ドバイの役割を未来のソリューションとテクノロジーを試す先駆的なグローバルハブと設定。世界のトップの未来派人材を集めると同時に、アイデアの開発プロセスと最先端テクノロジーを取り入れ、ビジネス、立法、環境対策を絶えず進化させる影響力をもつ提携を通じて、様々なセクターで先端技術の採用を促進しています。多様な企業とパートナーたちとの参加型、協働型の仕事を通じて、スタートアップと起業家コミュニティも支援しています。これらは全て、未来を体験するというコミットメントに支えられており、未来を生きるという没入型の体験を各個人に提供しています。 — www.dubaifuture.ae/

11月21日は「The Art of Finishing(仕上げの芸術)」、11月22日には「The Watchmaker’s Gesture(時計師の動作)」をテーマとしマスタークラスは、マニュファクチュールのノウハウに触れることができる希少な機会です。 最終日には APxMusic チームが企画するインティメイトなセレブレーションを開催。中東地域のAP ファミリーがハウス オブ ワンダーズに集い、カーリタとブラック・コーヒーによるパフォーマンスとともに、記念すべき一週間を祝います。

さらに、サプライズ演出として、ブランドのクリエイティブ・コンデュイットであるジョン・メイヤーがホストを務めるレイトナイトショーが特別にアルマーニ ホテルにて収録されます。時計製作へのインサイトと、レイトナイトショーならではのユーモアとスタイルが融合したこの番組では、モノローグ、インタビュー、そして音楽によるサプライズクロージングが展開されます。ゲストには、オーデマ ピゲ CEOのイラリア・レスタ、ジャーナリストで「Revolution Magazine」創設者のウェイ・コー、そしてズラタン・イブラヒモビッチが登場し、10 月に発表された「RD#5」をはじめ、革新性に満ちた時計製作の世界にスポットライトを当てる予定です。

“THE BEAT GOES ON”
«時を刻み、胸に刻まれる»

【エキシビション概要】
“ハウスオブワンダーズ”
期間: 2025年11月19 ~ 23日
開館時間: 午前10:30 ~ 午後11:00
会場:ドバイモール、ブルジュ・ハリファ・パーク
入館: 無料、一般向け

【お問い合わせ】
オーデマ ピゲ ジャパン
03-6830-0000

[オーデマ ピゲ]
オーデマ ピゲは、今なお創業者一族(オーデマ家、ピゲ家)によって経営される最も歴史あるラグジュアリーウォッチブランドです。1875 年以来ル・ブラッシュを拠点に、型破りなトレンドを生み出そうと新たなスキルや技術の開発、そして職人技の向上を続ける才能ある職人たちを、何世代にもわたり育んできました。スイス・ジュラ山脈に抱かれたジュウ渓谷で、マニュファクチュールが受け継いできた職人技と先進的なスピリットが込められた、デザインや技術の粋を極めた数々の厳選されたマスターピースが制作されています。実現可能な境界を押し進め、創造的な世界の間に橋を架けるオーデマ ピゲは常に新たな地平に向かって進み、その精神にインスパイアされたコミュニティを作り出してきました。

オメガスーパーコピー時計は2名の新たなアンバサダーを加え、

新生「プラネットオーシャン」世界各国でローンチ~2名の新たなアンバサダーを発表

新生「シーマスター プラネットオーシャン」のグローバルローンチは、世界各地で大きな盛り上がりを見せています。今回オメガは、中国・重慶にて特別なイベントを開催し、 新たにブランドアンバサダーに就任したウェイ・ダーシュンとソン・ウェイロンをスペシャルゲストとして迎えました。さらに、タイの俳優ガルフ・カナウット、フィリピンの歌手・俳優カイル・エチャリ、そして俳優エンチョン・ディーも集結し、スーパーコピー時計イベントに華を添えました。会場となったのは、現代的な幾何学建築と水の要素が融合した『Yifang Art Museum』。 新しいプラネットオーシャンのシルエットと、同コレクションが受け継ぐ海洋の伝統を表現するにふさわしい舞台となりました。

左から:新アンバサダーの魏大勋(ウェイ・ダーシュン)と宋威龍(ソン・ウェイロン)

会場『Yifang Art Museum』

イベントの幕開けとともに、黄金の陽光が水面を照らし、オメガのシグネチャーカラーであるオレンジの光が会場を包み込みました。夜の深まりとともに空間は鮮烈な光に照らされ、海洋を思わせるダイナミックな雰囲気を演出。この光と色の調和は、新作のカラーテーマを象徴し、オメガが培ってきた海洋探査へのオマージュとなりました。

ゲストは、会場中央に一堂した最新モデルを鑑賞しながら、オメガのダイバーズウォッチの革新とパイオニアとして築き上げてきた歴史を間近で体感しました。
オメガ社 社長兼CEOのレイナルド・アッシェリマンは、
「プラネットオーシャンは、 オメガのパイオニア精神と革新性を体現しています。誕生20周年を迎えた今年、このアイコニックなモデルを再構築し、卓越したクラフツマンシップと革新的なDNAを改めて提示しました。プラネットオーシャンとともに、私たちは常に限界を超え、新たな可能性に挑戦できると信じています。」と、述べました。

新しくオメガ アンバサダーに就任したウェイ・ダーシュンは、
「オメガは私が深く敬愛するブランドです。アンバサダーに就任できたことは大きな名誉であり、オメガの海洋にまつわる伝統や時計がもつ物語をより深く理解する機会となりました。新しいプラネットオーシャンの卓越した防水性能、そして勇気・決意・探求心を体現したデザインに一目で魅了されました。本当に気に入っています。」と、述べました。

ウェイ・ダーシュン

同じく、アンバサダーとして新たに加わったソン・ウェイロンは、
「オメガは世界的に 名高い時計ブランドであり、その卓越性と精度を追求し続ける姿勢に深く感銘を受けています。私は海の近くで育ち、ダイビングに情熱を注いできたため、オメガのダイバーズウォッチには特別な想いがあります。プラネットオーシャンは、ブランドの長い歴史と驚くべき 功績を改めて実感させてくれるモデルです。この瞬間を皆さんと共有できることを光栄に 思います。」と、語りました。

ソン・ウェイロン

初代プラネットオーシャンの誕生から20年を経て登場した、最新第4世代モデルは、 現代のニーズに合わせて刷新され、完全な進化を遂げています。シーマスターの伝統と現代的デザインを融合し、2005年以来、コレクションの象徴であるシグネチャーカラーのオレンジも受け継いでいます。

今回のラインナップは、ブルー、ブラック、オレンジの3種類で、ラバーストラップまたはステンレススティールブレスレットの組み合わせ、全7モデルが 揃います。
(参照:https://watch-media-online.com/news/10635/ )

左から:タイの俳優ガルフ・カナウット、フィリピンの歌手・俳優カイル・エチャリ、そして俳優エンチョン・ディー

会場『Yifang Art Museum』

オメガ シーホースを救う、「シーマスター シーホース 保護センター」支援発表

オメガは、先月マイアミで開催された国際的なシーマスターイベントにおいて、『シー マスター タツノオトシゴ保護センター』とのパートナーシップを発表しました。

このセンターはマリーナ・ディ・ラヴェンナに拠点を置き、アドリア海に生息する絶滅 危惧種のタツノオトシゴ保護において重要な役割を担っています。本プロジェクトは、陸と海の両方で地域に根ざした救助・リハビリ活動を長年推進してきた世界的な野生動物保護団体『IFAW(国際動物福祉基金)』の支援を受けています。このような取り組みは、クジラやイルカ、そして今回のタツノオトシゴに至るまで、個々の動物を救うだけではありません。世界的な保護戦略に欠かせない重要なデータを収集するという大切な役割も担っています。

オメガと海洋との深い結びつきは1932年に遡ります。この年、オメガは初のダイビングウォッチ ”マリーン”を発表しました。以来、ブランドは海洋探検に情熱を注ぎ、信頼できるパートナーとともに、意義ある持続可能な海洋保護活動に取り組んできました。実はタツノオトシゴは1950年代からオメガのシーマスターコレクションを象徴するアイコンとして 親しまれてきました。海との深い絆を象徴する洗練されたデザインとして、1957年以降、時計のケースバックにはタツノオトシゴのエンブレムが刻まれています。

オメガ社 社長兼CEOのレイナルド・アッシェリマンは、
「このプロジェクトは、オメガにとって特に身近で大切な意味を持ちます。私たちが長年、海洋への情熱をもち続け、タツノオトシゴとのつながりを大切にしてきたからです。そのため、この価値ある取り組みに 強く惹かれました。すでに進められているリハビリ活動を見られることは素晴らしいですし、世界規模でオメガが協力することで、この活動がさらに成長できると考えると、とても嬉しく思います。」

IFAW(国際動物福祉基金) 社長兼CEO アズディン・ダウンズ氏は、
「タツノオトシゴは小さな生物ですが、海洋のバランスと生物多様性において果たす役割は非常に大きいです。このプロジェクトへの支援は、沿岸での救助から国際的な政策まで、海洋生物とその生息環境を守る私たちの広範な使命と呼応しています。タツノオトシゴが直面している脅威には、緊急かつ協調的な対応が必要です。この取り組みは、世界中のパートナーが地域に根ざした解決策に投資することで、どれほど大きな成果を生み出せるかを示すものです。」と、語りました。

タツノオトシゴは、海洋生物の多様性を維持し、生態系の健全性と生産性を確保するうえで重要な役割を担っています。『シーマスター シーホース 保護センター』は、負傷した タツノオトシゴや混獲(漁の網に偶然かかった)された個体に対する専門的なケア、繁殖、リハビリを行い、最終的には保護された海洋環境に戻すことを使命としています。

オメガとIFAWの支援により、センターは2024年に1,200匹のタツノオトシゴを救助・リハビリすることに成功しました。現在、センターは事業を拡大し、通年稼働可能な保護 施設を整えるため、エリアを改装するなどの取り組みを進めています。改装の一環として 新しい水槽が設置され、タツノオトシゴのケアと回復におけるセンターの対応能力がさらに向上しました。IFAWの専門家によると、今後は年間約2,000匹のタツノオトシゴを救助できる見込みです。救助されたタツノオトシゴは、特別な治療を受けた後、タグを付けて保護海域に放流されます。こうすることで、タツノオトシゴの保護活動を強化すると同時に、『IUCNレッドリストで指摘されている、情報不足を補うための新しく貴重なデータが提供可能になるのです。

今回発表されたクラシック・フュージョン オリジナルのようなスーパーコピー腕時計は最適といえる。

1980年に創業者カルロ・クロッコが製作したオリジナルに直接敬意を表して作られた新しいクラシック・フュージョン オリジナルは、3種類の素材と3種類のサイズから選ぶことができ、そのすべてが同モデルのルーツである革新的なラグジュアリーウォッチを思わせる。

Hublot Classic Fusion Original
次の購入計画を立てる際にもぴったりなクラシック・フュージョン オリジナルにおいて、ウブロは33mm、38mm、42mmのサイズ展開に加え、それぞれにチタニウム、ブラックセラミック、イエローゴールドの3素材を用意した。これらにはサイズやケースの素材に関わらず、9種類あるバージョンすべてにポリッシュ仕上げのブラックダイヤル、最小限のインデックス、3時位置の黒地に白の日付表示、そしてケースにマッチするブラックラバーストラップが付属している。80年代初頭、ウブロはラバーストラップを装着した貴金属製ウォッチを発表して注目を浴びた。ウブロは今作を持ってその幅を拡げ、ゴールドモデルは今なお特異な選択肢としての印象を残している。

38mmと42mmのサイズに搭載されているのは、ウブロMHUB1110。これはスイス製の自動巻きムーブメントで、毎秒4Hz(2万8800振動/時)で時を刻み、約42時間のパワーリザーブを備えている。一方、33mmのクラシック・フュージョン オリジナルはHUB2913クォーツムーブメントを採用しており、電池寿命は3~5年となっている。いずれのモデルもムーブメントありきではなく、デザインの様式美と個性、そしてラグジュアリーウォッチにおけるラバーストラップの常識に挑戦したウブロの系譜を意識していることがよくわかる。

Hublot Classic Fusion Original
クォーツムーブメントを搭載した33mmのチタニウム製のクラシック・フュージョン オリジナルの83万6000円から、42mmのイエローゴールド製オートマチックモデルの309万1000円までと、プライスレンジは幅広い。中間の38mmモデルは、チタニウム製が101万2000円、セラミック製が110万円、イエローゴールド製が262万9000円となっている。 ※すべて税込価格。

我々が思うこと
3つのサイズのうち、自分が38mmを気に入っているのはちょっとした驚きだった。また、金無垢のオプションを好むのと同様に、低コストで汎用性の高いチタニウムを選ぶだろうことも想像に難くない。また、クラシック・フュージョン オリジナルのどれもが安価とまではいわないが、チタニウムとブラックセラミックのバージョンが4桁ドルの価格帯であることには驚かされた。

Hublot Classic Fusion Original
結果として、ウブロはオリジナルモデルで築き上げたものを忠実に踏襲しつつ、素晴らしいプロダクトを完成させたと思う。一見したところ、新モデルはオリジナルに非常によく似ている。しかしウブロファンは、より厚い針、大きなリューズ、ややスクエアなラグ形状、厚いベゼル、前述した黒地に白の日付ホイール、そして小さな12個のネジではなく6個のネジを持つ最新のベゼルデザインに気づくはずだ。確かにオリジナルにとてもよく似ているのだが、完全に同じものを再現しているわけではない。

つまるところ今作は、オリジナルデザインにアニバーサリー、リバイバルにこだわる時計業界にあって、クラシック・フュージョンを論理的に進化させたものだと捉えている。 むしろ僕たちの予想より数年遅れての発表であり、ミニッツマーカーが省略され、ダイヤルの装飾が控えめになっていることを除けば、これらの新モデルは、42mm、38mm、33mmのサイズを含む既存のクラシック・フュージョン ラインに酷似している。

Hublot Classic Fusion Original
僕はそれを、悪いことだとはまったく思っていない。それどころか、これらいくつかの小さな変化によって、自分の腕で試して、この目で見てみたい時計が誕生したことを確信している(おそらく、数カ月後のWatches & Wondersで見られるだろう)。LVMHウォッチウィークで披露された、ウブロによる他の大胆な製品群と比べると、クラシック・フュージョン オリジナルはともすればいささかシンプルにも感じられる。しかし、さまざまな手首のサイズに対応するプロダクションモデルとして、新しいウブロファン、特に自称“80年代男子”を夢中にする存在となってくれるかもしれない。

基本情報
ブランド: ウブロ(Hublot)
モデル: クラシック・フュージョン オリジナル(Classic Fusion Original)
型番:
チタニウム: 581.NX.1270.RX.MDM(33mm)、565.NX.1270.RX.MDM(38mm)、542.NX.1270.RX.MDM(42mm)
ブラックマジック: 581.CX.1270.RX.MDM(33mm)、565.CX.1270.RX.MDM(38mm)、542.CX.1270.RX.MDM(42mm)
イエローゴールド: 581.VX.1230.RX.MDM(33mm)、565.VX.1230.RX.MDM(38mm)、542.VX.1230.RX.MDM(42mm)

直径: 42mm、38mm、33mm
厚さ: それぞれ10mm、9.85mm、8.5mm (42, 38, 33mm)
ケース素材: チタン、ブラックセラミック、イエローゴールド
文字盤色: ブラック
インデックス: アプライド
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: ブラックラバーストラップ

Hublot Classic Fusion Original
ムーブメント情報
キャリバー: MHUB1110自動巻き(42mm、38mm)、HUB2913クォーツ(33mm)
機能: 時、分、秒、日付表示
直径: 25.6mm(HUB1110)
パワーリザーブ: 42時間(HUB1110)
巻き上げ方式: 自動巻き (HUB1110)
振動数: 2万8800振動/時(HUB1110)
石数: 25(HUB1110)

Hublot Classic Fusion Original
価格&発売時期
価格:
チタニウム: 83万6000円(33mm)、101万2000円(38mm)、105万6000円(42mm)
ブラックマジック: 93万5000円(33mm)、110万円(38mm)、128万7000円(42mm)
イエローゴールド: 228万8000円(33mm)、262万9000円(38mm)、309万1000円(42mm) ※すべて税込価格

オーデマ ピゲ ロイヤル オーク オフショアの30周年を記念し、

最近、オフショアをよく見かけると思うのだが、お気づきだろうか? 実は今年、この特大の獣のような時計が30周年を迎える。今回オーデマ ピゲが発表したブラックセラミックのロイヤルオーク オフショアは、同色のセラミックブレスレットを採用することでより精悍で大胆な印象のモデルに仕上がっている。

幅42mm、厚さ15.4mmのこの重厚な時計は、オーデマ ピゲの過去30年間におけるヒット作の要素を、これまで見たこともないような組み合わせで再現したモデルだ。ブラックセラミックのブレスレットを新たに取り入れたほか、これまでゴールドやチタンの自動巻きクロノグラフ(Ref.26238)でしか見られなかったプチ・タペストリーを文字盤に採用している。

この時計はブランド初となる完全なモノクロームダイヤルモデルでもあり、APいわく、異なるテクスチャーや素材の組み合わせにより実現は困難を極めたという。ホワイトの針とアクセントで文字盤にコントラストをつけているほか、インダイヤルとフランジ部分のタキメーターをホワイトのアラビア数字にすることで視認性を高めている。

ジェームズ・ステイシーの約18cm周りの腕に、オリジナルのオーデマ ピゲ ロイヤル オーク オフショアのひとつが巻かれている。このモデルはブランドのミュージアムにも展示されているもので、ケースバックに“Offshore”の文字が刻印されていない初期のものである。

オーデマ ピゲはこれまで何度もセラミックを扱ってきているが、特にポリッシュとサテンの仕上げを組み合わせつつ一体感を出すのは、容易ではない。

内部にはコラムホイール式フライバッククロノグラフであるCal.4404が搭載されており、セラミック製のプッシャーで動作する。インダイヤルのレイアウトは従来のモデルと変わらないが、2021年に行われた軽微なアップデートにより、時間、分、秒の順で読めるようにと時間表示がいちばん上に配置されるようになった。ムーブメントにはコート・ド・ジュネーブ、サーキュラーグレイン、面取りなどあらゆる仕上げが施され、22Kピンクゴールドのローターが搭載されている。

我々の考え
終末が近いと感じたことはあるだろうか? 我々は最近、終末の到来を実感している。正直なところ、そんなときには、殺人的なまでにタフで、未来的なデザインのセラミック製オフショアが最適だろう。これは、差し迫ったロボットによる支配を撃退するための非公式の秘密兵器的な時計なのである。

オーデマ ピゲはチタンやフォージドカーボンなど、あらゆる素材をオフショアに使用してきた。しかし驚くべきことに、オフショア本体とそれに合わせるブレスレットをともにセラミックで製作したのは今回が初めてだ。実際、APほどセラミック素材と相性のいいブランドはないだろう。パーペチュアルカレンダー付きロイヤル オークからレディースモデル、それ以外の多様なモデル(そして、私のお気に入りのロイヤル オーク オフショア グランドコンプリケーションやキャロリーナ・ブッチとの素晴らしい取り組みのように、別軸で行われる野心的な実験)にいたるまで、幅広いプロダクトに使用されている。オーデマ ピゲとセラミックは密接な関係にあるのだ。

この度の新作は、お気に入りのオフショアのひとつ、映画『エンド・オブ・デイズ(End of Days)』でアーノルド・シュワルツェネッガーと記念すべき初タッグを組んだ時計を思い出させる。その時計はPVDコーティングされたSSモデルであったが、同様に頑丈なセラミックブレスレットに合わせられることはなかった。今回、それが実現したのだ。

私の目には、伝統的なロイヤル オークのスタイルに限りなく近く映っている。しかしよく見ると、モノクロームによるタッチは洗練されており、過去のオフショアに見られたコミカルな主張に頼ることなくオフショアらしさを表現している。

ジェームズ・ステイシーの腕には、今、新しいフルセラミックのロイヤル オーク オフショアが装着されている。

コラムホイール式フライバック クロノグラフのCal.4404に合わせ、本作のインダイヤルは6・9・12時位置において象徴的なレイアウトをとっている。3時位置の小さなバブルウィンドウには日付が表示されており、ロボットに世界が乗っ取られてから何日経ったかを把握するのにも便利だ。もちろん、オフショアらしくリューズガードも健在である。

私の最大の懸念は、ロイヤル オークの本流からスタイリングのとっかかりとブレスレットを取り入れてしまうことだ。オフショアを語るうえでしばしば挙げられる鮮やかな色彩と特大の数字を回避しようとする選択は、同モデルの文脈を少し曖昧にしてしまうかもしれない。しかしあなたがオフショアで行うべきことは、悪魔を殴ったり、マトリックス風のサイボーグと格闘したりすることだ。身につけている時計のブレスレットがちょっと風変わりなぐらいで気にすることはないだろうと。ただただ、イケているのだ。

基本情報
ブランド: オーデマ ピゲ(Audemars Piguet)
モデル名: ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ(Royal Oak Offshore Selfwinding Chronograph)
型番: 26238CE.OO.1300CE.01

直径: 42mm
厚さ: 15.3 mm
ケース素材: ブラックセラミック
文字盤色: ブラック、プチ・タぺストリー
インデックス: アプライド
夜光: あり
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: ブラックセラミック

The Royal Oak offshore in ceramic
ムーブメント情報
キャリバー: 4404
機能: フライバッククロノグラフ、時・分・スモールセコンド、日付表示
直径: 32mm
厚さ: 7.95mm
パワーリザーブ: 約70時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 40
追加情報: パーツ433点

価格 & 発売時期
価格: 1045万円(予価)
発売時期: 発売中
限定: ブティック限定

ジンが新機軸となるチタン製ダイバーズウォッチ、Tシリーズを発表し、

新しいウィークエンドコラムへようこそ。このコラムは、1週間日々の暮らしに忙殺され、時計に関する細かな情報のすべてを追いかけることができなかった人たちのためのキャッチアップセッションであり、まだまだ満足していない熱心な友人たちにおかわりを提供するためのものでもあると思って欲しい。また、“ニューウォッチ・アラート(New Watch Alert)”では過去1週間に発売された新作時計を、“見逃した方のために(In Case You Missed It)”ではもう一度見るべきお気に入りの時計を、“カルチャー・オブ・タイム(Culture of Time)”ではHODINKEEコミュニティ外からの興味深い記事を、そして“ザ・カンバセーション(The Conversation)”では皆様からのコメントへの返答をお届けする。土曜日の朝、コーヒーを片手に、ぜひご覧いただきたい。

ジンが新機軸となるチタン製ダイバーズウォッチ、Tシリーズを発表し、ダニーがロンジンの新しいパイロットウォッチを紹介、ベンはそれぞれのホイヤー カレラの壮大なリファレンスポイントの詳細な情報をお届けし、さらにマライカが新しいカルティエ 「タンク フランセーズ」を知っているつもりの人たちのために、コアとなる情報を提供するなど、今週は時計業界からエキサイティングなニュースが目白押しだった。さらに、カルト的人気を誇るブランド、ダニエル・ロートが2023年に再始動した件、チューダー独自のすばらしいサイクリングプログラムの紹介、そして、なぜGMT機能付きのダイバーズウォッチが欲しいのかという一意見まで掲載したため、以下をご覧いただきたい。
ニューウォッチ・アラート(New Watch Alert)
ジンの新型チタンダイバー「T50」、強烈なパンチのある1本

ストイックなドイツブランドは、2020年春に発売した小振りなスティール製ダイバー“U50”の成功を受けて、より軽量で魅力を増したチタン製の新シリーズをラインナップに加えた。

ロンジン パイロット マジェテックは、伝統的なオマージュである

ロンジンほど需要のある過去の傑作を持つブランドはないが、ヴィンテージ風の最新パイロットウォッチ、“パイロット マジェテック”は、そこからインスピレーションを得ている。この時計はオリジナルサイズよりひと回り大きくなっても、その魅力は損なわれていない。そんなミリタリーデザインに回帰した、この予想もできないようなモデルを、ダニーが詳しく深堀りしている。

※ Japanチームによるハンズオン記事は「ロンジン パイロット マジェテックを実機レビュー」をご覧ください。

見逃した方のために(In Case You Missed It)
ホイヤー ヴィンテージカレラ 歴代モデルを徹底解説

覚悟して見てほしいが、ベン・クライマーが金曜日のスケジュールに空きを見つけ、ユーザーがとても感心してしまうようなヴィンテージクロノグラフのReference Pointsを紹介してくれた。ホイヤー カレラのすばらしさと変遷について、9500ワード以上の文章と45分ものすばらしい映像で紹介している。

入っていた予定をキャンセルして、そして友人を差し置いて、自分へのご褒美として史上最高のクロノグラフの系譜に触れてみてはいかがだろう。

カルティエの新作「タンク フランセーズ」は、もはやレディスウォッチではない

カルティエ 「タンク フランセーズ」のリニューアルを受けて、我らがスタイルエディターのマライカ・クロフォードは、このクラシックなデザインにクローズアップし、個人的な視点で紹介している。そして、ガイ・リッチー、ケイト・モス、さらにはスパイス・ガールズまで取り上げ、マライカは「フランセーズ」が単なる“大人のレディスウォッチ”ではないことを、現代的な背景を踏まえて語っている。

「フランセーズ」が女性的であり続けているにもかかわらず(さらにプリンセス ディ効果をいくら強調していても)、クロフォードは新しい「フランセーズ」は別物であると強く主張している。さらにモダンで、マットで、ユニセックスなものであると。

この時計のハンズオンのインプレッション、美しい写真、さまざまな背景・情報については、上のリンクをクリックして、確認してみて欲しい。

ダニエル・ロート ラ・ファブリック・デュ・タンの協力のもと、2023年に再始動

ダニエル・ロートファン歓喜のビッグニュースが飛び込んできた。ルイ・ヴィトンとラ・ファブリック・ドゥ・タンの協力のもと、2023年にダニエル・ロートが独立ブランドとして再始動するというのだ。ダニエル・ロートは2000年からブルガリの傘下(その後、ブルガリはLVMHに売却されることになる)に入っていたが、このブランドの新たな独立は、今年後半に集大成として発表される限定モデルによって最高潮を迎えるだろう。

クロノグラフ リファレンス C147。Image: Courtesy of Sean Song

ダニエル・ロートというブランドは、数世代以上の歴史を持っている。現代の体制でも、非常に高品質で希少なインディペンデントウォッチを製造するマニュファクチュールとして設立された当時と、同様の気持ち・理念で運営していることがわかる。

歴史がありカルト的人気を集めるブランドの次の行動に備えて準備運動をしたいのなら、ぜひトニー・トライナによる全文をご覧いただき、ダニエル・ロートに関するニュースを楽しんでもらえればと思う。

Dispatch: チューダーはサイクリング業界で最も果敢なチームをつくったのか?

熱心なサイクリストであり、また優れた写真家であり、そして時計愛好家でもあるザッカリー・ピーニャ氏ほど、チューダー プロサイクリングチームの取材に適した人物はいないだろう。最新のDispatchでは、スペインの地中海沿岸120kmを走破するピーニャ氏と、彼と馬が合ったチューダーチームを追跡した。

ピーニャ氏はこのサイクリングで、時計ブランドが資金を提供して設立したプロサイクリングチームの個性や計画、そして原動力について掘り下げながら、走行中にすばらしい写真の数々を撮影した。このチームはポテンシャルを秘めた若いメンバーで構成されており、また各メンバーはスペシャルな(そして一般人には買えない)時計を身に着けていた。

さあ、ペダルを踏み込んでクライムを楽しんでみよう。これはとびきりいいストーリーだから。

ザ・カンバセーション(The Conversation)
The Story: セイコー プロスペックスの新機軸、ソーラー フライヤー型GMTダイバーズ(SFK001、SBPK001)が登場

コメント: ダイバーズGMTの時計は本当に苦手だ。なにか機能がごちゃついているような気がするからだ。ほとんどのダイバーズウォッチが水に濡れることがないことはわかっているとはいえ、なぜダイバーは世界各地の時刻も知る必要があるのだろうか? 減圧の心配やサメに食われる心配をしたほうがいいのでは? – ColinGermany

レスポンス: 興味深いクエスチョンだが、ダイバーGMTがサメに関するあらゆるシナリオの可能性について応えることはできない。ただ言えるのは、ダイバーズベゼルとGMT機能の組み合わせは、水中でも陸でも非常に便利な時計だということだ。

ダイバーズウォッチに重点を置いたこのセットアップにおいては、両者の長所を生かすことができる。タフで信頼性があり、さらに便利な機能を備えた時計(潜るときもそれ以外のときにも。それがダイバーズウォッチの魅力である)でありながら、第2時間帯を簡単に管理できる機能を備えているからだ。

確かに、ほとんどの人はダイビングするからといってダイバーズウォッチを使わないと思うが、なかにはダイビングに使う人もいるし、ダイビングをする場合は旅行で移動しなければならないこともよくある。このセイコーのようなダイブGMTがあれば、旅行用にもう1本時計をもっていく心配(および、それに伴う別のリスクもだ)はないだろう。ダイビング中の時間、ピザを待つタイミングの時間、飛行機の待ち時間、自宅や次の目的地での時刻を確認するときも、ひとつの時計で対応できるのだ。

GMTウォッチの基本的な仕様は24時間ベゼルを備えたものだが、ダイバーズウォッチでダイビングをする人の数と、24時間ベゼルの本来の機能(UTCを基準としたほかのタイムゾーンのオフセットを取得するため)を知っている、使っている人の数はほぼ同じだと、僕は考えている。

GMT、ダイブGMTなど、どのようなレイアウトであってもその利点は同じかつ、主に主観的なものであり、それぞれのニーズと結びついていることだろう。ダイブGMTの使い勝手は、旅行やダイビング(そして、ダイブコンピュータの代わりとしても時計を使用できる)をする人にとって非常に魅力的なものだ。そして単に、スポーツウォッチとして純粋な便利さが好きなのだ…ときたまサメも。